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裸の記憶

雑記
08 /23 2014
ちょっと前だけど、いわゆる「リベンジポルノ」が話題になった。
別れた恋人やふられた相手の写真を、インターネット上に流すという悪質な犯罪行為。
昨年の10月に殺人事件にまで発展した例もある。
いわゆるリベンジポルノとは違うけれど、ファイル共有ソフトを使って恋人の写真が流出し、それがSNSを通じて拡散した痛ましい事件もあった。

恋人といっても、あるいは婚姻関係にある人であっても、流出や拡散するリスクを考えたら無闇に裸の写真など撮らない方がいいのかもしれない。
実はかくいうわたしも、最初の男にはかなり裸の写真を撮られてしまった。
まだ18歳の時。当時はリベンジポルノなんて言葉はなかったし、インターネットについてよく知らなかったわたしは、
流出という言葉があまりピンとこなかった。

喧嘩になると男は言った。
「あの写真ばら蒔くから」
そんなこと出来るものかと、鼻で笑っていたけれど、
今思うとあの男ならやりかねない……とも思う。
男はわたしと別れてから、つき合った男性の裸の写真を何枚もわたしに送ってきた。

わたしは彼の写真はひとつ残らず削除して、連絡先も消している。
彼の古くなった実家のパソコンには、18歳のわたしの、恥ずかしい姿が眠っている。
今よりはずっと痩せているし、若く幼いけど、見る人が見たらわかるだろう。
顔と、性器と、肛門……恥ずかしい場所が全て写っている。
普段はあまり考えないけれど、流出の恐怖はいつもつきまとってくる。

同じような思いをしている人は、日本中、世界中のいたるところにいるのだろう。
暴力的に、無理矢理撮られた人もいるだろう。
あるいは「愛しているなら撮らせてくれるはずだ」と、強要されて撮られた人もいる。
わたしのように、相手の遊びにつき合って面白半分に撮ってしまった人もいると思う。

基本的にはこういうの自己責任かもしれないけど、わたしがそうであったように、
幼すぎて、頭悪すぎて、リスクなんてピンとこなかったという人も少なくないと思う。
撮られてしまった人たちには、今後昔の恋人やパートナーが変な気を起こさないことを願うしかない。
そして、撮ってしまった人たちは、今すぐ昔の恋人やパートナーの写真を削除してほしいと思うのだ。
ひどいふられ方をして、ばら蒔いて復讐しようと企んでいる人もいるだろうけど、憎しみは憎しみしか呼び起こさない。

「愛してるから」を理由に写真を撮りたがる、やつがいたら男でも女でもレッドカード。
裸の写真を撮る愛なんて、この世には存在しないのだから。
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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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