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別れ話のあった日

雑記
12 /07 2010
先日、Naoとケンカをしてしまった。
ケンカは初めてのことじゃないし、以前には激しい言い争いもしたのだが、
今回は本当にお互いにとって辛いケンカだった。
激しい言い争いや、ましてやとっくみ合いをしてわけではない。
沈黙、冷たい目線、「まあ、いいや」の一言。
どれも、今までわたしたちが経験したことがないものだった。

「もう、ダメだ。無理だ」。
そう思って発してしまった一言は「正直別れたい」。
初めて口にした一言だった。

無理だ、と思ったのはNaoに対しててではない。
わたしにはこの人を支えるのは無理ではないか、と思ったからだ。
今まで積み上げてきた「この人を幸せにしたい」という気持ちや、
あるいは二人でともに歩んでいける自信が、わたしの中で音を立てて
崩れていくのを感じてしまった。

どちらかが悪かったというわけではない。
そして、どちらも悪かったのだろう。

それぞれ違う人間同士、分かり合えないこともある。
単純で当たり前のことが、どうしようもなく重たくのしかかってきた。

嫌いになったわけではない。
好きだけど、もうつき合えない。

Naoは真剣な目をして一言言った。
「本当に別れたいと思ってる?」

「・・・・・・・」

「うそついてるよね?」

「・・・・まだ、好き。もっと話したいし、もっと一緒にいたい。でも・・・・」

「でも?」

「もう疲れたんだよ・・・・。これ以上Naoと一緒にやっていけるのか、自信がない」

Naoはわたしの頭を抱き寄せて、キスをした。

「二度とそんなことは言わんで」
と言って、わたしの頬をぶった。

「・・・・言わない」

本心から別れたいと思っていたわけではない。
好きだからこそ、気持ちのすれ違いが苦しかった。
わたしは言ってしまった一言を悔やんだ。
Naoは、わたしにそう言わせた自分を反省した。

育ってきた環境も、経験も、考え方もすべて違う人が人生のパートナーとして
一緒に歩いていくのは簡単なことではない。
ときにどうしても譲れないときもあると思う。
そんなときに、仕方ないから別々の人生を歩むことを選択する人だっているだろう。

納得いくまで話し合って合意するときもあれば、違いは違いとして受け入れるときもある。
困難や不満、疑問に思うときだってあるに違いない。
それでも、どうしてもわたしはつないだ手を離すことができなかった。
一度は離そうとしたけれど。

正面からぶつかり合い、理解し合い、ともに歩いていく。
本当に、心から望んだ。
そして誓った。
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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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