温泉街のアフロディーテ

雑記
07 /10 2010
カイリー・ミノーグの新作アルバム「アフロディーテ」を買った。

アフロディーテ(エクスペリエアフロディーテ(エクスペリエ
(2010/06/30)
カイリー・ミノーグ

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今回のアルバムは、マドンナの「Confessions On A Dancefloor」をプロデュースした
スチュアート・プライス氏が手がけたので、かなり期待大なのだけれど、
聴いてみるとその期待を決して裏切らない、いい作品に仕上がっている。

まあ、アルバムのレビューに関しては今後じっくりやろうと思うのだけど、
このアルバムを買ったことで、ちょっとおもしろい事件が起こったので、紹介したいと思う。

このアルバムを買ったのは仕事の休憩時間だった。
ちょうどそのときは、職場のおなじみのおとぼけTくんもいた。
shokubanoteiikun

わたしが休憩中に外出していたので、Tくんが尋ねた。


Tくん「Kazuccineさん、どこへ行ってたんですか?」

わたし「ん?えっとね、カイリーの『アフロディーテ』買ってきたんだ」

Tくん「皆生(かいけ)のアフロディーテのところへ行ってたんですか?」

わたし「はぁ!?何聞いてるのよ!」


ちなみに皆生(かいけ)というのは、わたしの地元にある温泉地の名前だ。

「温泉地のアフロディーテ」・・・・ってコレ、風俗嬢のことじゃないの!!
仕事の休憩時間に風俗に行くなんて、どんだけわたしは下劣な男なのよ!

ま、このほかにもTくんは聞きまちがいや、言いまちがいのたぐいが多くて、
ときどきしゃれにならないものもあるけど、大半は笑って済まされる程度のものだ。
今回のも、おそらく笑って済まされる程度のものだと思う。

それにしても、田舎の温泉街にいる泡姫「アフロディーテ」。
どことなくもの悲しく、甘美な響きのある言葉だなあ。
どういうわけか知らないけど、「人気の風俗嬢」よりも「落ちぶれた風俗嬢」のイメージが出てくるんだよね。

「バカ言っちゃいけないよ!この温泉街の『アフロディーテ』と呼ばれたこのアタシに、こんな客の世話をしろって言うのかい!?」

なんてタンカを切っているような・・・・。
若いときにはそれなりに売れていて、ちやほやされてお高く止まって客を選り好みしていたのが祟って、
年をとってからはお客にも恵まれなくなった、淋しい娼婦のイメージが重なる。
・・・・って、これ「吉原炎上」の世界観ですがな。

今では風俗街は温泉地の方に多いのだけど、かつては港の近くに売春宿が多かったそうだ。
その土地の名前が「花園」というのだから、これまた何だかもの悲しい。
船乗りたちにとっては、楽しい華やかな「花園」であったとしても、そこで働く売春婦に
とっては悲しみと苦しみに満ちた場所であったにちがいない。
ちなみに、今でも売春宿の跡地はいくつか残っているそうだ。
こんどそこらへんを散策してみようかな。

それにしても、ちょっとした聞きまちがいから地元の売春街のことに話がふくらむのだから、
Tくんの聞きまちがいも案外バカにできないものだ。

そんなTくんですが、この間ふいにカムアウトして、思い切って彼氏も紹介しちゃった。
いつも思いつきでカムアウトしているわたしだけど、今回はちょっと色々考えた。
Tくんも、職場のKくん同様あまりゲイやレズビアンに対する「免疫」がない人のように思われたからだ。
Kくんの場合、受け入れてくれるまで時間がかかったから、どうしても躊躇するところがあったんだよね。

・・・・でも最終的には「話しておきたい」「正直でありたい」という自分の気持ちが勝ったので、
けっこう唐突にカムアウトしてしまったのだ。
案の定、ちょっと衝撃を受けていたみたい。
「Kazuccineさん・・・・いきなり彼氏さん連れてきて、そんで告白って・・・・心の準備がありますよ」

・・・・うん、そうだよね。

・・・・と、反省しつつもKくんのときのように何週間も口をきいてくれないなんてこともなく、
普通に3人で焼肉を食べたり、ボウリングをしたりで楽しい時間を過ごせた。
やはりカムアウトしてよかったと思う。

ちなみに彼氏いわく、Tくんはわたしが言うほど「おとぼけ」ではないらしい。
しかも「下手するとKくんより、Kazuのことわかってるかもね・・・・」とのこと。

そうなの!?そうなのか??Tくんよ!?
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コメント

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学生のころ皆生温泉に行ったことありますー。
温泉行ってカニ食べたいと友人と盛り上がり、旅雑誌で見た宿の雰囲気と聞いたことのある温泉地名だっていうので決めたんですが…宿のまわりがピンク色だったので仰天しました。自分たちの無知ゆえだったんですが、ちょっと気まずい感じになってしまって。

「観光でやってくなら整備してよ~」
「ここへ来てエロ親父は羽根のばすんやろうね」
「ね。泊まりに来る人も訳あり不倫旅行とか多そう…」
「(宿のサービス案内を見て)あ、コンパニオン呼べるんだって」
「やめてよ~期待を裏切らんやんか」
などと勝手を言いながらなんとか持ち直して、はぐはぐカニ食ってました(笑)
以来、皆生には恋人と行かない方がよいと友人知人にネガティブキャンペーンしてました…。すみません(笑)でもカニおいしかったです。境港も楽しかったし。

花園かあ…売春の悲壮さって大半の男には無視できるものなのかなと今では思うようになりました。花魁とかも華やかに描かれがちですけど、森光子さんの手記なんか読んでるとそれだけじゃないと思います。
それにしても五社映画ってゲイに人気高い気がするんですが何故なんでしょう…。気のせい?

ronさんへ

コメントありがとうございます。
そしてわが地元へようこそ・・・・って、ご不快な思いをされてしまったようですねe-330
皆生温泉の「すごいところ」といったなナンですが、風俗街が他の温泉宿や海水浴場と隣接してあることだと思います。
皆生は海水浴場として有名なのですが、子どもたちの目にも容易に目に入る場所にあるんですよ。
決して恋人と行かない方がいい場所などではありませんよ!温泉地としてはいいところなんです。
売春の悲惨さは男には無視できるものでしょうし、悲惨な女性たちに対しても、
「どうせ売春婦だから」ですませてしまう傾向があると思います。
いい面ばかりが描かれますが、悲惨で苦しい側面もきちんと見ないといけないでしょうね。
五社映画は、ゲイのバイブルでしょう!「吉原炎上」「肉体の門」両方持ってますよ。笑

ronさんへ

コメントありがとうございます。
そしてわが地元へようこそ・・・・って、ご不快な思いをされてしまったようですねe-330
皆生温泉の「すごいところ」といったなナンですが、風俗街が他の温泉宿や海水浴場と隣接してあることだと思います。
皆生は海水浴場として有名なのですが、子どもたちの目にも容易に目に入る場所にあるんですよ・・・・
決して恋人と行かない方がいい場所などではありませんよ!温泉地としてはいいところなんです。
売春の悲惨さは男には無視できるものでしょうし、悲惨な女性たちに対しても、
「どうせ売春婦だから」ですませてしまう傾向があると思います。
いい面ばかりが描かれますが、悲惨で苦しい側面もきちんと見ないといけないでしょうね。
五社映画は、ゲイのバイブルでしょう!「吉原炎上」「肉体の門」両方持ってますよ。笑

ronさんへ

コメントありがとうございます。
そしてわが地元へようこそ・・・・って、ご不快な思いをされてしまったようですねe-330
皆生温泉の「すごいところ」といったなナンですが、大人の遊び場が他の温泉宿や海水浴場と隣接してあることだと思います。
皆生は海水浴場として有名なのですが、子どもたちの目にも容易に目に入る場所にあるんですよ・・・・
決して恋人と行かない方がいい場所などではありませんよ!温泉地としてはいいところなんです。
売春の悲惨さは男には無視できるものでしょうし、悲惨な女性たちに対しても、
「どうせ売春婦だから」ですませてしまう傾向があると思います。
いい面ばかりが描かれますが、悲惨で苦しい側面もきちんと見ないといけないでしょうね。
五社映画は、ゲイのバイブルでしょう!「吉原炎上」「肉体の門」両方持ってますよ。笑

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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