みんなが一人のために

雑記
10 /17 2009
昨日テレビのニュースを見ていたところ、どうやら夫婦別姓法案が
実現に向けて着実に進んでいるらしい。
だいぶ以前から議題としては上がっていたと思うけれど、ここにきて
ようやく現実のものになりそうだ。

わたし自身はいいことだと思うのだが、どうやら反対している人も多いらしい。
テレビの中でやっていた電話調査でも、反対派が圧倒的多数だった。
今でも仕事場では旧姓を使う人がたくさんいるし、名字が変わるのを
嫌がる女性もたくさんいる。
現実問題として、夫婦別姓を望んでいる人がたくさんいるのに、
わざわざ積極的に反対する必要はないと思うのだが。

街の声に「やっぱり結婚したら同じ姓がいいよね」とか、
「わたしは絶対に嫌です。名字変わらないのなら結婚しません」ってのがあった。
別にさ、あんたに夫婦別姓を強要しているわけじゃないでしょ。
そもそも、「選択的夫婦別姓」なんだから、姓を一緒にしたい人はすればいい。
法案が通ったところで、今夫婦同姓の人たちには特に関係がないだろう。
嫁さんが旧姓に戻りたいと言ったなら、嫁さんに文句を言えばいいだけの話だ。
すでに必要としている人がいるのに、自分にとって気に入らないからって反対するのはエゴの押し付けだ。
そこらへんを勘違いする人もどうかと思うし、そのまま「街の声」として流すテレビ局もテレビ局だと思う。

喩えていうなら、同性婚が現実になったとして
「えー!わたしは異性と結婚したいからそんなのには反対します」
って言っているようなもんだよね。
ま、多分同性婚が現実化してきたらそうやって反対する人も出てくるだろう。

異性のカップルに認められている権利を、同性カップルに広げるだけで、
別に異性のカップルの権利をおびやかすわけではない。
認めて欲しいと心から願っている人たちもいるのに、気に入らないからっていう
理由だけで反対する人たちがいるのが情けない。

自分には関係ないから、自分は嫌だから。
そういう理由で少数派の意見を摘み取ろうとする人たちが多すぎる。

障害者自立支援法だって、障害者の皆さんやご家族に障害者をお持ちの
方たちは必死になって反対してきた。
世の中の大多数の人たちが健常者だから、障害者の皆さんのことなんて
考えなかった結果だと思う。
後期高齢者医療制度だってそうだ。
うちの祖母のように認知症になってしまったお年よりや、寝たきりになってしまった
お年よりは投票所に行くことが出来ない。
体の自由が利く若い人が、お年よりのことなんか考えもしないで
自公政権に投票しつづけた結果がそれだ。

民主主義って、結局は多数派の数の暴力なんだよね。
それは自公政権の時も同じだし、民主党政権になっても同じだと思う。
少数派の、声なき声を拾ってこそ民主主義なんじゃないかな。
そして、多数派が気づかない少数派の意見を表に出してあげるのもメディアの役目だ。

多数派は少数意見を無視し、メディアは多数派に媚びる報道を垂れ流しつづける。
ひどく残酷で、いやーな世の中になってしまった。

政権は変わったけど、世の中簡単には変わらないだろう。
ため息しか出てこないね。

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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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