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記憶から歴史に

雑記
09 /07 2009
たまたま今日テレビをつけたところ、「ヒストリーチャンネル」で
2001年の911テロに関する番組をやっていた。
「9.11~アメリカを変えた102分~」というタイトルの番組だった。
詳しくは番組ホームページを参照して欲しいのだが、
一般の市民が撮影した911テロ当日のニューヨークの映像がおさめられている。
ヒストリーチャンネルHP

実は、911テロに関するまとまった特集を見るのはこの番組が初めてだった。
当時わたしはテレビを持っていなかったし、その後も日本のテレビ局では
この事件を大々的に扱った番組は作っていないと思う。
あったかもしれないけれど、わたしは見ていない。
新聞や雑誌のコラム、あるいはインターネットを通じて911テロに関して何となく
わかっていたつもりだったけれど、この番組を見て2001年9月11日に実際何が
起きていたのか、事実の断片を垣間見た思いだった。

あまりにも生々しい。
世界最大の都市の中心が攻撃され、街が一瞬にして廃墟に変貌する。
「国が滅ぶ」っていうのは、ああいう光景なんじゃないかと思った。
「日本人は平和ボケしている」なんてよく言われるけれど、
この当時のアメリカ人だって結構平和ボケしていたんじゃないか。
逃げ惑う人たちのパニックを見ればわかるし、遠くから見つめる人たちもまた、
あまりの出来事に呆然としているように見えた。

こんだけショッキングなことが起こったんだから、直後に国がナショナリズム一色に
なっちゃったのも、仕方ないことだったように思える。
日本だって同じ事件が起きちゃったら、報復しろっていう世論が高まるに違いない。
当時ワールドツアー中だったマドンナも、この事件の直後にコンサートを行っていたが、
ライブのMCで報復反対を訴えている。
2003年のイラク戦争では、多くの有名人が反対の意思を表示した。
しかし911テロの報復攻撃に反対したのは、マドンナを含めて数えるしかいない。
当時は、「さすがマドンナは勇気あるなあ」程度にしか思っていなかったのだけれど、
当時の状況を知ると、反対の弁など言うに言われぬ状況だったに違いない。
国全体が一種のヒステリーになってしまったのも、無理からぬところがある。

ちなみに同じ番組を見ていた父もわたしも、
「こりゃすごいなあ・・・・」とう呆然としていたのだけれど、ママンなぞは
「でも原爆や東京大空襲はもっと悲惨だったんじゃないかしら・・・・」と言っていた。

ママンの言い方は若干不謹慎だと思ったけれど、それはそれで事実だと思った。
実際、イラク戦争なんかもっとたくさんの方が亡くなっているし、もっと悲惨なことが起きている。
世界中の多くの国々で、テロや戦争が「日常」になっているのが現実なのだ。
アメリカ人も日本人にとっても、所詮は「ひとごと」だし、遠くの世界で起こっていることだ。
それが我が身に降りかかってくると、大あわてでパニックになる。
戦争やテロが「日常」になっている人たちからしたら、滑稽に見えるんじゃないだろうか。

もうじき911テロから丸八年をむかえる。
歴史上の出来事になり、人々の記憶から薄れつつあるのかもしれない。
だからこそ、考えないといけないと思う。
あの事件の衝撃と、あの事件が世界をどう変えたかについて。


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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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