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彼氏くんとの第四章

雑記
08 /01 2009
さあ、ついにクライマックス。

その前にこちらをご一読下さいませ。
彼氏くんとの第三章

「あ~!もう!チックショー!!」
突然わたしが叫んだため、ケン・・・・もといNaoは驚いた。

「どうしたの?」

「だってさぁ、せっかく彼氏が出来るって思ったのに・・・・。ひどいよ・・・・」

このときのわたしの気持ちを想像して欲しい。
メールをしていて、いい感じになっている人がいて、
その人と彼氏になれるかもしれないと思っていたらですよ・・・・
何とその人には他に彼氏がいる。
しかもその相手が自分の元彼だった。

何という運命のめぐり合わせ。
むしろ裏切られたかのような心境だった。

「嘘だったんだね・・・・。気に入ったって言ったじゃない・・・・手も握ってくれたじゃない・・・・
キスだってしてくれたじゃない・・・・期待してたのに」

消え入りそうな声で呟いた。

「嘘じゃない。本当に気に入ったよ。本当に好きだよ」

「あいつのことが好きなんでしょ?あいつともう関らないで欲しいから来たんでしょ?」

「そんなことない!僕の話を聞いてよ!」

それから彼はわたしとメールをした理由、今日ここまで会いに来た理由について話してくれた。

長年このブログを読んでくれている人なら覚えているかもしれないけど、
わたしが元彼と別れたのは2006年の5月だった。

しかし、実は元彼とNaoは2005年の10月には知り合ってつき合っていたという。
つまりは半年以上、元彼はわたしとNaoと二股かけていたことになる。
正直、わたし自身何となく元彼が浮気しているような気はしていたし、
Naoの方でもあやしく思う気配はあったらしい。

2006年の2月に元彼はわたしの住んでいたところを訪れている。
→詳しくは「愛人遠方より来たる」
この時すでに元彼はNaoと一緒に暮らしていたそうだ。
うそをついてわたしの方まで来たという。
(関係ないけど、わたしすっげー事故起こしてたんだな。懐かしい・・・・とか言ってる場合じゃないか)

後にNaoにも、わたしの存在が発覚したのだが、その時は地元にいた時に
つき合っていた子だと言っていたようだ。
わたしにも、「今つき合っている子がいる」と教えてくれたのだけれど、
それは2007年ごろのことで、かなり長い間隠しとおしていた。
さすがに、つき合っている期間が重複しているというのは、彼にとってもきまりが悪かったのだろう。

わたしから何度もメールが来るので、Naoも不思議に思っていたらしい。
「以前つき合っていた子だけど、すごく性格が悪いし、話もかみ合わない。
多分この子は一生一人だと思う。あまり関らない方がいいよ」
わたしのことはそんな風に聞いていたそうだ。

「本当にそんなに悪い子なんだろうか・・・・?だったら何で5年もつき合っていたんだろう?」
元彼には相当ネガティブな話をされていたようだけれど、あまりに酷い話が
多すぎるので逆に興味を持ってしまったらしい。
「この人は一切悪くなかったのだろうか・・・・?」
そんな風に思うようにもなったそうだ。

元彼とNaoの関係は、つき合いが進展していくにしたがって冷え始めていた。
原因は色々とあるけれど、一つには元彼の性格がある。

暴言が多い。何でも自分の思い通りにしないと気がすまない。
自分の方から決して謝らない。自分の非を一切認めない。
おまけに平気で嘘をつくし、浮気も平気でする。
わたしが知っている限り、わたしと別れてから3人とセックスしている。
その間、Naoという人がいたにも関らずだ。
わたしとつき合っている頃はお酒は一切飲まなかったけれど、
今はほとんどアルコール依存になっているようだ。

酒を飲んで暴言をはかれる度に、Naoは彼との関係に疲れていった。

「どうしていつも酷いことばかり言われるんだろう・・・・?
僕がそんなに悪いのだろうか・・・・?じゃあ、以前つき合っていた、
Kazuccineくんっていう子の場合どうだったんだろう?」

恐らく、Naoとしては藁にもすがる思いで、わたしにメールしたに違いない。
元彼の携帯からわたしのアドレスを探し、メールを送った。
それが彼からきた最初のメールだった。

わたしはわたしで、元彼からNaoのことは聞いていた。
嫉妬深くて、頭が悪くて、セックスも気持ちよくない。
でも顔と体はすごくいい・・・・という感じだ。
Naoの写真を何度か送られたこともある。多分自慢したかったのだろう。

わたしは、嫉妬の感情はなかったものの、元彼の行動には不快感を覚えた。
「こんなメール送っているのを、彼氏くんが知ったらどう思うんだろう?傷つくのはわたしだけで十分なのに・・・・」
つき合っている間は元彼のことは好きだったけれど、彼の性格に何度も傷つけられたから
新しい彼氏のことが心配で仕方なかった。
新しい彼氏のためにも、元彼との関係を断ち切るべきではないかと真剣に悩んで、
職場のKくんに相談したこともある。

・・・・・・そんなわけで、実はわたしとNaoは元彼の共通の被害者でもある。
まあ、被害者っていい方もちょっとどうかと思うけれど、あえてそういいたい。

「どうりでね・・・・O型の男について、妙に話が合うと思ったんだ。O型の男っていうか、あいつのことだもん」
わたしがそう言うと、Naoも苦笑いをする。

メールを始めた当初は、色々と引っかかるところもあったのだけど、
真相がわかるとすべて合点がいくのだ。
素性をごまかすためについていた嘘が、次々に明らかになる。

岡山の人とかいいながら、岡山のことを一切知らないのは関西人だからだ。
いきなり関西の人からメールが来るとおかしいと思われるから、
とりあえず近県の人だと嘘をついたらしい。
大阪に住んでいるなら、車の免許を持っていなくても不便じゃないだろう。
「バスで3時間」も大阪からなら納得のいく時間だ。

顔画像を送るのを渋っていたのも理解できる。
そりゃ、ばれちゃうもんね。笑

元彼の嘘も、Naoの嘘も、すべてが発覚した。
騙されていたのは、わたし。

「あ~あ、また新たに彼氏探さなきゃいけないな・・・・」
わたしが呟くと、Naoは
「何で?僕がいるじゃない?」と言う。

「・・・・?君にはあいつがいるじゃない?っていうか、僕のことは本気じゃないでしょ?」

「本気だよ?僕は本気でKazuのことが好き。つき合いたいと思ってる」

「でも僕は僕だけを大事にしてくれる人とつき合いたいんだよ」

「僕はKazuのこと大事にする。KazuはNaoのこと好き・・・・?」

「・・・・・・・・好き」

わたしはもう、好きという気持ちを止めることが出来なかった。

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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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