彼氏くんとの第三章

雑記
07 /30 2009
前回からの続き。

詳しくは
「彼氏くんとの第一章」
「彼氏くんとの第二章」をご参照くださいませ。


「そもそもさ・・・・急にメールが来ておかしいと思わなかった?」
ケンがわたしに訊く。

「うん、どこの掲示板にも載せてないのに変だなって。
もしかしたら、酔った勢いで載せたまま忘れちゃったのかな~とか思ってたんだけど・・・・」

「ははは。そういうことよくあるの?」

「ないけど、何しろ僕飲兵衛だし・・・・」

ケンは含み笑いをしている。
何なんだろう?このすべてをわかっているような表情は。

「僕の名前はケンじゃないんだよ」

まあ、そりゃね。ハンドル名使ってる人が多いしさ。
別に珍しいことじゃないでしょ?

「それからさ、倉敷に住んでるわけじゃない。本当は関西の人間なんだ」

はぁ~。どうりで岡山のこと何も知らなかったわけだ。
関西だと、遠すぎてメールの返事がこないと思って嘘ついたのかな?
ま、それもありえない話じゃない。

「あとね・・・・年齢も27じゃない。いくつに見える?」

あらぁ~。年齢詐称でござるか。
まあ、これもゲイの世界じゃよくある話。
でも、見た感じも雰囲気も、20代後半っぽいのに・・・・もっと上??

「いくつに見える?」

「わからん。同い年ぐらいと思っとったから・・・・。28?29?」

「30なんだ・・・・。今年31になる。きみのよっつ上だよ」

不思議なもんだけど、ここでわたしはある考えがひらめいた。
頭の中に、ある人物の名前が浮かんだのだ。

わたしの元彼は4歳上なのだ。
彼はわたしと別れてから、同い年の男の子とつき合っている。

「ひょっとして・・・・Naoくん(元彼が今つき合っている彼氏)・・・・?」

わたしの言葉に彼は、にこりと笑って頷いた。

・・・・・・・・

・・・・・・・・

そう、わたしの目の前にいる男の子は、元彼の今彼だったのだ!!

「どっひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!」
と、あまりに色気のない声を発してしまった。
思わず運転の手元が狂って、縁石にぶつかりそうになる。

「ど、どうしたのKazu!?」
とケン・・・・もとい、Naoが驚いて訊く。

「いや、どうしたもこうしたもあんた・・・・あんた・・・・」

そりゃ驚くって。
先妻のところに、後妻が押しかけてきたようなもんじゃないか。

元彼から、今つき合っているという男の子のことは何度か聞いている。
嫉妬深く、何をしでかすかわからないような子だと言っていた。

・・・・わたしのところに押しかけてきたのも、わたしと元彼の間を切り裂くためではないか。
別れてもなお、元彼にメールを送っているわたしに文句を言いに来たのではないか。

とっさに浮かんだのはそんな疑問。
「もう、うちの○○に構わないで下さい!あの人の妻はわたしです!あなたじゃないわ!」
昼ドラのワンシーンのようなイメージが、わたしの頭の中に駆け巡る。

じゃあさ・・・・
わたしのこと、可愛いって言ったのは?
気に入ったっていうのは・・・・?
キスしてくれたのは・・・・?

全部、嘘だったの・・・・?

驚きの感情がおさまって、ふとわたしが思い浮かべたのはそんな疑問だった。

この後のことは、次回に書こうと思う。


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コメント

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早く・・・

続きをお願いいたしまするぅ~!!!!!!!!!!

浩平くんへ

書きますよ~ん。

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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