I am a hero.

雑記
05 /22 2009
「ビッグコミックスピリッツ」で、「アイアムアヒーロー」という漫画の連載が始まっている。
「ボーイズオンザラン」を描いた花沢健吾という人が描いている作品で、
妄想癖で怖がりな漫画家アシスタントが主人公だ。

ストーリー自体は不気味でそれなりにおもしろそうな感じがするので、
新たに「ビッグコミックスピリッツ」を読む楽しみが増えた。

先週号で主人公がアシスタント仲間と語っているセリフに
「(優れたマンガというのは)100年経っても読まれつづけるマンガ、だと思っている」
「まあ、100年って言ったけど千年でも万年でもいいんだ。要はそれぐらい年数が経てば
文化、いや文明に大きな変化が起こっているわけじゃない。その価値観の違いを超えて、
なお読み伝えられるってことは優れたマンガつまりは名作だと思っている」
というのがある。

このセリフに対し、アシスタント仲間は答える
「そーですか。僕はちょっと違うと思うけど。いや、マンガって漢字で『漫画』と言うように、
常に、その時代、一瞬を切りとった、カウンターカルチャーであるべきであって
長く読まれるってことが名作というのは単純だと思います。
言葉は悪いけど使い捨てがマンガの本質かと」

・・・・と、この後二人はお互いの見解について議論し合うのだけど、
これが全て主人公の妄想っていうオチなんだな。
まあ、詳しくは雑誌を買って読んで欲しい。

わたしは本編よりも二人の会話がすごく気になった。
同じような議論は、ロックミュージックとかアートやファッションに関しても
されることがあるんだけど、結論付けるなら
「ようは好みの問題なんだろ?」って思う。

常に時代に呼応するような作品が好きな人もいれば、
普遍的なよさを求める人もいるし、どちらも支持する人がいるんだから
それなりに価値があるんじゃないかな。
漫画の中では完全に主人公の妄想でしゃべっているので、
多分主人公の中では二つの価値観が共存しているんだろう。

ま、作者の意図としては「マニアが好きなエンドレストーク」みたいな
感じで描いたんだろうけどね。

こういうマニア同士の話っていうのは、時々議論しているんだか
仲良しトークしているんだかわからない時がある。
お互いの意見を貶してるんだか、褒め合ってるんだか、はたから
見ている人間にはわかんないんだよね。
いずれにせよ、話している当事者はすっごく楽しいんだろうけど。

わたし自身、マドンナの熱狂的なファン同士で話していると
そういうマニアなトークになっちゃうことがよくある。
こういう時に、「お互いの価値観を認めて・・・・」とか言っちゃうのは非常に野暮だ。
ケンケンガクガク、言い合いをした方が本人たちは楽しいのだから。

ただ、こういうマニアな話にも絶対に守らなきゃいけないルールがある。
それは、その分野に詳しくない人がいる場所ではやっちゃいけないってことだ。
知らない人にしてみれば会話に参加できるでもなく、
聞いていてもおもしろくないので本当にいたたまれない気分になってしまう。
おまけに語ってる本人たちが白熱しているので、「その話は置いといてさ」って
切り出すことも出来なくなっちゃう。

ひどい場合になると、「ありがたい話を聞かせてやってる」的な勘違いを
してしまうマニアもいるので本当に始末が悪いのだ。
結果的に「これかだからマニアは・・・・」とか思われるので要注意だ。
まあ、周りが見えなくなっちゃうからこそ「マニア」なんだろうけどね。

ただ、多かれ少なかれみんなマニアな部分はあると思うし、
そういうところに惹かれることもあるから一概にはいえないけどね。
「惹かれる」と「引かれる」は紙一重だ。

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コメント

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同感です

KAazさんへ

ありがとうございます。

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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