おもしろい記事じゃありません

雑記
02 /08 2009
ropeman

わたしは基本的に、セクシュアリティに関して小難しいネタをこのブログには書きたくない。
「基本的に」とか「書きたくない」ということは、時々書くこともあるということだ。

わたしがこのブログをやっているのは、自分が文章を書いて楽しむためっていうのもあるし、
後から自分で読み返して楽しむためっていうのもある。
訪れてくれる人が読んでおもしろいと思ってくれたら、なおさらうれしいし、
暖かいコメントや拍手をいただけると、書く励みにもなる。

わたしは小難しい話が苦手だ。
セクシュアリティなどという複雑で深い話は、書いても楽しくない。
わざわざ楽しくないことを書くんだったら、楽しいことを書きたい。

それに、ゲイのブログは腐るほどあるし、そのいたるところで
小難しいセクシュアリティに関する話は出てきている。

今さらわたしが貧弱なボキャブラリを駆使して、デリケートなことについて語らなくてもいいと思う。

こういうのを、真面目な話から逃げているって思う人もいるかもしれない。
仰るとおり、わたしは逃げています。
でもゲイブログだからって、セクシュアリティに関して真面目に書かなきゃいけないってわけでもないだろう。

・・・・まあ、そんなワケで人のことをとやかく言える立場じゃないわたしだけど、
時々ちょっとうんざりするようなゲイブログにお目にかかったりする。

どんなブログかっていうと、
「同性愛と性同一性障害は違います!」
「ゲイとオカマ、ニューハーフは別のものです!」
みたいなことが書いている、「真面目な」ブログだ。

うんざり・・・・っていうよりは、ちょっと哀しいし、淋しいと思うのだ。

うーん・・・・、まあ確かに間違いじゃないんだけどね。
最近じゃあだいぶ少なくなったけれど、「ゲイ=ニューハーフ」みたいな
感じでとらえている人もまだまだいるからね。

「君はゲイだから、女になりたいの?」って言われて、
「俺はニューハーフじゃねえっ!!」と思うゲイだっているだろう。

わたし流に言わせれば、ゲイとニューハーフを一緒くたにすることは、
「ポニーと馬刺しならどっちが好き?」という質問をするようなものだ。

いや、それは比べる観点が少し違うでしょう・・・・という感じだね。

性や恋愛対象が、異性か同性か。

心の性別と、体の性別が異なるか同じか。

性指向とか性自認という小難しい言葉を使うと混乱しやすいけれど、
一言でいうなら好きなものと、心のありようなわけだ。(乱暴すぎですか?この言い方)

だから、「ゲイだから女になりたいんですか?」っていう質問をされたら、
わたしの場合「うーん、ちょっと比べる観点が違いますね」みたいな感じで、
性指向と性自認の説明を始めたりする。

ただ、「ゲイとニューハーフは違う!」って言う人は、「違う!」ってことを強調しがちで
まるで別の生き物みたいな言い方をしているのが、違和感を感じる。

ポニーと馬刺しの例にたとえるなら、中には食用のポニーもいるかもしれないし、
愛玩用の馬が馬刺しにされることもあるんじゃないだろうか。

同じことで、「性同一性障害の同性愛者」もいるわけだ。

そういう人たちが、「性同一性障害と同性愛は違う!」という発言を見たとき、
はたしてどのように思うか・・・・と、わたしはそういうことを考えちゃう。
実際、当事者の人から何かを言われたわけではないけれど、わたしがそういう
立場の人だったら、あまりいい気持ちはしないんじゃないかな?と思う。

少数派の人間が多数派に対して発言する際に、他の少数派のことを
ないがしろにしがち・・・・ということはある程度仕方ないのかもしれない。

ただ、少数派だからこそ出来る気遣いや、優しさってあると思うんだけどな。

こういう考え方って、「きれいごと」なのかもしれないけどね。

う~ん、まあようするにさ、わたしの本音は
「ゲイだからって、他のセクシュアリティを疎外するようなことをするのは気に入らん!」
っていうことにつきるんだけどね。

それを言いたいがために、こうやって長々と文章を書いてみた。

それにしても、やっぱりセクシュアリティについて語るのって難しい。
貧弱なボキャブラリじゃ、表現しきれないところがたくさんあるもの。

ここまで書いておいてなんだけれど、我ながらもしかしたら問題あるかな?
ってところがいくつかある。

「性自認」に関して「心の性」なんて書いちゃったら、
「じゃあ性同一性障害って心の病気でしょ?カウンセリングで治るんじゃない?」
とか思われそう。

そういうことじゃないんだけどね。
でも他に適当な言葉が見つからないんだよ。
「脳の性別が云々」と書いたところで、またこれも誤解をまねきそうだし。

それと、ポニーと馬刺しにたとえたのも、ちょっと問題ありかな?と思わなくもないけれど、
比べる観点が違いますよっていう、適当な例が他に思い浮かばなかったのだ。

というわけで、誰かから指摘されたらこっそり書き直すかもしれない。

言葉って本当に難しい。
難しい難しいですますな、と言われたら反論のしようもないのだが。

やはりわたしはセクシュアリティに関して語るのが苦手だ。
次回からはもう少し軽めな話を書いていきたいと思う。
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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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