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カムアウトの壁

雑記
11 /11 2008
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学生時代にゲイだとカムアウトし、楽しい(?)ゲイライフを送っていたわたしだけど

卒業以来どの職場でも基本的にはカムアウトしていない。

「Kazuccineさんゲイでしょ?」って言われた場合だけ「Yes」と答えてみるものの、

話の流れによっては「以前つき合ってた女がいて・・・・」ってことも言っちゃう。

早い話、うそをついているわけだ。

出来る限りうそはつきたくないので、以前の恋愛について話をするときは

「前につき合ってたが・・・・」と、あえて性別をぼかした言い方をして

「わたしうそついてないも~ん」と勝手に納得しているのだけど

それを聞いている方は「Kazuccineさんの元彼女さんは・・・・」と認識しているわけで、

やっぱりこれはうそついていることには違いないんだろう。


学生時代にカムアウトして思ったことは、カムアウトなんて案外気楽でどうってことはない行為だってことだ。

大学という特殊な空間だったことも当然あるんだけど、抵抗なく受け入れてくれる人がほとんどだったし。

ただ、気楽に出来たのは新しい環境で、誰もわたしのことを知らない状況で

まず最初に「Kazuccineはゲイだ」という情報をインプットすることが出来たからだと思う。

ノンケで通っていた人が、いきなり「ゲイです」と言うことを考えたらやはり難しい。

あと、「みんなが抵抗がなかった」というのも、もしかしたら少し違うかもしれない。

抵抗ある人は、ただ単にわたしに近づかなかっただけ・・・・ってことも考えられる。


ノンケのふりをしていた人たちが、ゲイだとカムアウトすることは

「僕は今までうそをついていました」と告白することでもある。

これはけっこう辛い。

いや、うそをついてたっていうのは大袈裟かもしれないけど、受け取る側にとっては

やっぱし「騙されてたんだ」って気持ちがあるんじゃないかな。

よくゲイだと噂されている芸能人に対し、「もうバレバレなんだからカムアウトしちゃえばね~」って

いう意見も聞かれるんだけど、芸能人の場合さらに難しいんじゃないかな?って思う。

芸能人はイメージを売り物にしているわけだから、ノンケで通してた人がゲイだって

宣言したら一気にイメージが崩壊しちゃうのだ。


そんで、これ言っちゃいけないとは思うんだけど、こういう時に「バイセクシャル」ってのは

非常に「便利」だなあ~なんてゲイのわたしは考えちゃうわけだ。

「今まで女の子が好きって言ってたのもウソじゃない。男の子も好きっていうのは、言わなかっただけ」

という、エクスキューズも成り立っちゃうわけだから。

・・・・と、こんなこともゲイのわたしが抱く感覚であって、バイセクシャルの人に

とっては「そんなことないぞ!」って感じかもしれない。

「わかったようなこと言うな!」って言われちゃいそうだね。


わたしの場合非常によくないと思うのは、卒業後新しい環境でカムアウトしなかったことだ。

ゲイとして生きられる環境を作るチャンスが何度もあったのに、それを自分で潰しちゃったわけだし。

まあ、それを「社会的な圧力」のせいとするか、単にわたしが弱虫だっただけなのか、

理由はあれこれ考えられるかもしれないけど、一度はカムアウトしてる人間が

再びクローゼットに戻ってるのは、どうも情けない気がするのだ。

何をやらせても中途半端なゲイ・・・・。
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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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