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天使の媚態

雑記
09 /05 2008
学生時代のクラスメイトに、いわゆるブリっ子がいた。

とろ~としたしゃべり方で、仕草から何から何まで甘え媚びる

態度ムンムンだった。

当然だけど、女子の反感を買うタイプ。

「あの子きらーい。絶対性格悪いよね。でもああいう子男の子は好きなんでしょ?」

と、女子が言えば

「あ~、でも俺ああいう子苦手やねん。元気で明るい子の方が好きやわ」

と男子が答える。

そう、完璧なまでにブリっ子しているわりに、案外男子の受けはよくない。

「つき合うのは無理やな」っていう子が多かったけど、それは本音だと思う。

ただそう言いつつ、どこかで友達になりたいと思ってもいたようだけど。


女の子の群れに入ることはなく、仲のいい特定の子としか話さない。

わりと一人でご飯を食べていたり、勉強していることが多かったことを覚えている。

不思議なもので、一部の女の子たちからはすごく好かれていた。

「いや~話してみると意外にいいわ。オンナオンナしてなくってさ」

男子の前で見せる媚態とはうらはらに、割と女同士ではサバサバと言いたいことを言う性格だった。

その割に女同士の悪口なんかは言わない。

ちなみに、曲がりなりにも男子だが、ゲイであるわたしの前でも甘え媚びは一切ナシ。

気持ちいいぐらいサッパリしている。しかも頭もいいんだよね。

政治経済から文化芸術にいたるまで、一通りのことは知っていたように思う。

趣味がけっこう偏っているわたしのような人間とも、そこそこ話を合わせてくれたからね。


こんなサバサバと気持ちのいい、彼女の「裏の顔」を見れないノンケ男子は可哀想だったと思う。

また、彼女の「表の顔」ばかり批判していた女の子たちはもったいない。

せっかく清清しい女っぷりを見せてもらっていたのに。


わたしが苦手だったのは、むしろ「元気で明るい女の子」たちだった。

デビュー当時の広末涼子を思い起こさせるような、明るくて活発で、それでいて女の子らしい。

「わたしは自然体」っていうアピールが強烈にあった。

いやらしいぐらいに。


でも、その自然体って逆に不自然じゃない?

意地悪くそんなことを考えてしまう自分がいた。

みんな多かれ少なかれ、男の前と女の前じゃ違うもんだよ。

しゃべり方でも、声のトーンでも、仕草でも。

少しぐらい変わった方が普通だと思う。

わたし自身、ゲイの前とノンケの前じゃ少し違う。


男の前でも、女の前でも「あえて」態度を変えず、女にも好かれ

男にも意識されたい・・・・とでもいうような、そんな「自然体」の女の子たちが苦手だった。

まあ、こういうのも好みの問題かもしれないけど。

自分でいうのも変だけれど、女子をこんな目線で見る機会に恵まれてよかったと思う。

まさにゲイの特典だ。
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コメント

非公開コメント

あ、自然体ですw

ゲイでも男でも女でも、ぶりっ子って居ますよね。
俺、媚売られるのが本当に嫌。苦手。
媚売られるよりも直球でスパンって言われる方が楽なんですよね。
だから『会う人により裏表がある』と、変に感じる節があります。
もちろん仕事面で多少の裏表は必要でしょうが、プライベートでそれを観てしまうと
100年の恋も冷めてしまう感があるんですよね。

自然体って『自分を知っている』って事だと俺は思っているので
Kazuccineさんの言う自然体の人のほうが俺は好きかなぁ・・・

Shinichiさんへ

あ、誤解のなきように。僕はぶりっ子バンザイで、自然体の人を否定・・・・ってわけじゃないんですよ。
いわば「不自然な自然体」みたいなのが苦手なんです。何かね~、「自然体を装ってるな・・・・」って感じの。
そういう子って、「同性に好かれたい」みたいな感じが変に痛々しい。
友達の前でも「感じのいい子」してなきゃいけないんだ・・・・。かわいそうなやつ・・・・とか思っちゃうんです。
僕自身はぶりっ子ちゃんに媚びられたことがない。だからこそ、ぶりっ子に対して嫌な感情がないのかも。
本文中のぶりっ子ちゃんも気持ちのいい子で、それこそ直球でしたね。
男の前で態度変わるのは、確かにちょっと怖いものがありましたが。

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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