マドンナとマライア・キャリー

マドンナ
04 /12 2008
マライア・キャリーが新曲でビルボードチャートの首位を飾り、

18曲1位獲得という快挙を果たしたらしい。

これはプレスリーの記録にならぶ大記録だ。

あらためてマライアの人気の高さがうかがいしれる。


マドンナも現在発売されているシングルがビルボードチャートで

3位まで上り詰めていて、37曲トップ10ヒットという記録を打ち立てた。

これまでプレスリーとタイで歴代1位だったんだけど、これで単独首位になる。


おもしろい偶然だけど、マライアとマドンナがそれぞれチャート記録を打ち立て、

さらにプレスリーがらみというのがおもしろい。

ただ、何となくナンバーワン記録とトップ10記録では前者の方が華やかな感じがするので

ちょっと口惜しいというのがマドンナファンの正直なところだろう。

ちなみにマドンナのビルボード首位獲得回数は、今まで12曲で

2000年の「MUSIC」でストップしたままだ。

今発売中のシングルがどこまで追い上げるか注目している。


わたしはマドンナも大好きだけれど、かつてマドンナのライバルといわれた

女性シンガーたちのこともけっこう好きだ。

デビュー当時のライバル、シンディ・ローパーはアルバムたくさんもってるし、

一時期はマドンナよりも勢いがすごかったホイットニー・ヒューストンも好きな歌がある。

ジャネット・ジャクソンもカッコいいなあって思うし、セリーヌ・ディオンも好きな方だ。

ジェニファー・ロペスには一時期すごく憧れていた。

シンディとセリーヌ以外は、マドンナとの不仲で有名になったけれども

それもまあ、ライバル同士なんてそんなもんだろって気がするから、別にいやではない。


ただ、どうしてもマライアだけは好きになれない。

曲自体はマライアもいい曲がたくさんあるし、決してわたしの嫌いな音楽ではないけど

どうもマライアの曲が売れているといい気分がしないのだ。

90年代、特に前半のマドンナは80年代のカリスマ的な人気が下降し始め、

CDのセールスで非常に苦戦していた。

「マドンナは終わった」という風に見る音楽評論家も多かったようだ。

そこにマライアが彗星のごとく登場し、CDセールスでは最盛期のマドンナを

はるかにしのぐほどの存在になってしまった。


もっとも、わたしはこの頃小学生だったので知らなかった。

中学生ぐらいでマライアの人気は絶頂に達し、ファンになった子も多かった。

ワールドツアーで日本に来たのもこの頃だったと思う。

まだ洋楽なんてそんなに聴く機会がなかったわたしが知ってたんだから、

マライアの人気のすさまじさは本当だったんだろう。


98年のアルバム『Ray Of Light』でマドンナも往年の勢いを取り戻し、

その後もホットな存在のまま今にいたるけれど、少なくともアメリカでは

マライアには遅れをとっている感じがする。

マライアも2005年のアルバム『mimi』で復活するまではしばらく人気低迷していたが、

ここ最近は90年代なみの人気を取り戻しているようだ。


どうしてもマライアに対していい感情が抱けない理由の一つに、

歌手としての実績がはるかにマドンナをしのいでいるっていう僻みは、多少あると思う。

おまけに歌唱力に関しては圧倒的にマライアの勝ち。

比較されると、どうしてもマドンナが貶められているような気がしておもしろくない。

ただ、一時期マドンナよりもマライアよりも人気があって、売上もすさまじかった

ブリトニーなんかにはそんなに嫌な気持ちにはならなかったので、

単純に嫉妬や僻みだけではないだろう。


高校時代、洋楽通の友達によく言われたのが

「マドンナは悪趣味で野暮ったい、マライアはオシャレでセンスがいい」ということ。

当時すでにマドンナ狂信者だったわたしは、彼に猛反論したけれど

当時の世間的な見方はそんなもんだったんじゃないかなって思う。

実際マドンナのカッコよさは悪趣味ギリギリのところで、決してそうはならないところだ。

マライアは無難だけれど、こぎれいにまとまってる感じがする。(今の過剰な露出に走る前はね)


マドンナは下世話な俗物シンガー、マライアは本格派のミュージシャン。

こんなことも言われたことがある。

確かにマドンナっていうと私生活でもそうだし、作品でもセンセーショナルで

スキャンダラスなイメージが先行しているのは事実だろう。

ファンから見ると、良識や常識に対して疑問符を投げかけるという非常に

アーティスティックな行動にうつるんだけど、単純に音楽好きな人からしたら

売るために過激な行動に出る音楽家にあるまじき行為とうつるかもしれない。

実際、80年代は音楽好きの人がマドンナを聴いているとバカにされたそうだ。

そこへいくと、マライアは純粋に音楽で勝負している感じがするなあ。


わたしは単純にマドンナの音楽が大好きで、彼女の生き様は一つの魅力と

思っているので、マドンナの音楽は中身がないみたいに言われるとすごく口惜しかった。

実際マドンナのかつてのプロデューサーであるミルウェイズ・アマッザイは

「マドンナの音楽はとても優れている、しかし彼女は今までそれを前面に押し出してこなかった」

と発言している。


まあ、何と言われようと自分の好きなアーティストを応援していれば

いいだけの話なんだけれど、どうしてもマライアのことは今後も好きになれないだろう。

一種のマドンナファンとしての意地みたいなものだ。

(だからって、マライアも好きなマドンナファンを否定はしないけどね)

なので、マドンナにも久しぶりにチャート首位を飾り、マライアに勝って欲しいと願う今日この頃だ。
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コメント

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No title

お久しぶりです。こちら東京では、桜もすっかり散ってしまいました。

マドンナはTOP10入りの記録があるんですね。
それだけ長く人気が続くっていうのは、すごいことですよね。
変化の激しいこの頃、変わらずに愛されている存在があるって
素晴らしいなぁと、話題から外れて考え出してしまいました。

Spykくんへ

お久しぶりです。息災でしょうか。
こちらの方はまだ完全には散ってないですね。

10年ぐらい前に出た、マドンナのカバーアルバムの解説に
「マドンナに対して色々な意見を持つ人は多いだろう。しかしどんな意見をもつにせよ、彼女の人気が今にいたるまで継続していることは評価すべきである」みたいな文章が載っていました。
80年代に音楽シーンを彩ったアーティストがことごとく消えていく中で、マドンナだけが往年の人気を保っている・・・・と。
そしてそれから10年、マドンナはまだ健在です。

Madonna is't the greatest female artist but Mariah is like that.

As you know, Mariah Carey has 18 number one songs for 1990 to 2008, and Mdonna has 12 number one songs for 1884 to 2008. So, you can find, there's no better female artist than Mariah Carey. In the U.S, R&B/Soul music is thought better than Dance music.

To MIMI

I can understand your opinion.
But I think we have to consider about the Billboard chart.
That chart mainly depend on radio airplay. CD sales is not important.
I hear that many radio DJ don't like Madonna and her music. Because they think Madonna is too old.
Mariah is popular among DJ. But is she so popular for people?

No title

なんだっていいじゃんよ。
マドンナだってマライアだって凄い。
いちいちブログで書く内容じゃない。
比較する人間も馬鹿だけど
それに翻弄されてる状態で「好き」とか言ってもねぇ…

失礼だと思わないのかね

dastさんへ

初めまして。
わたしは単に「マライアを好きになれない」という個人的な感情を書いただけです。
マライアやマライアのファンを誹謗中傷するような内容ではないと思っていますが、それでも「いちいちブログで書く内容じゃない」とおっしゃるのでしょうか。
マドンナとマライアを比較してどちらがすごいかを論じるのはわたしの目的じゃないし、あくまで一マドンナファンとしての思いを綴っただけです。
不快に思われたなら申しわけありませんが、ご理解下さいませ。

はじめまして。私はマライアの大ファンです。マライア嫌いですか…(^-^; なぜ二人をそんなに比べるのかなぁ?って思います。私はマドンナのことは詳しくありませんが好きです。

まるこさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます。
>なぜ二人をそんなに比べるのかなぁ?
これはもう、ファンの心理だからとしか言いようがないですね。
この記事を書いた2年半前と、今ではわたしの心境もかなり変わっていますが、
メディアやインターネットで比較されるのを見ると、つられて比較したがってしまうのでしょう。
くわえて、当人同士の確執などがあるので余計に気になってしまう。
今は、わりと落ち着いた目線で見れるようになっていますよ。

ずいぶん、前の記事にコメントをすいません。
たまたま見てしまいました。

このブログを読んで私は、マライアファンですが、前の方みたいに、不快になるって事はなかったです。

あの頃は比べられましたね。
2006年のグラミー賞のレッドカーペットに2人揃って現れなかったり、
2007年のマラのワールドツアーのチケットセールスをマドンナが調べたり、、、

でも、今は、マドンナはレディーガガと
マライアキャリーは新人のアリアナグランデと比べられます。

でも、また、2013年にマラが、2014年にはマドの新作が出るらしいので、また、この2人の対決を見たいです。



バービーさんへ

遅くなりました。コメントありがとうございます。
今読み返すと、何とも稚拙な内容で見る人によっては不快かもしれないと反省しつつ、
コメント下さる方がいらしてうれしい気持ちもあります。
何となく昔語りをしているようです。
若い世代が台頭して、大御所同士になった感もありますね。

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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