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干し柿のロマン

雑記
01 /11 2008
干し柿


我が家で作った干し柿です。

わたしも皮をむいて手伝いました。

子どもの時に、まだ渋味が抜けきっていないのを食べて以来、

あまり好きではなかったんですが、ちゃんと時間をおいたものを食べると

やはり美味しいですね。(当たり前か)

田舎の風物詩として、秋から冬にかけてはどこの家の軒先にも

干し柿がぶら下がるっていうのがあります。

何とも牧歌的というか、田舎臭い光景ではありますが、

わりとモダンな新築家屋のベランダなんかにもぶら下がっているのが

ちょっとミスマッチでおもしろい光景でもあります。


和菓子というと、お饅頭やお団子など色々な種類がありますが、

こういったものが完成するのは実は近世以降だったそうです。

それらの原型になるようなものが出てくるのも室町時代あたりだったようで、

それまでは果物や野草をそのまま食べたり、それらを干したりするぐらいしか

お菓子と呼べるものはなかったといわれています。

つまり、干し柿って日本最古の和菓子なんですよね。

古代は「果子」という表記をしていたようす。


古今東西、女性は甘いものが好きな人が多いと思うので、

万葉集に出てくる額田王(ぬかたのおおきみ)なども、好んで食べていたのかもしれません。


あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る (額田王)

紫のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆえに我恋めやも (大海人皇人)



中学の国語の時間に習った歌で、二つともとても印象に残っています。

やはり中学男子には「人妻ゆえに我恋めやも」が衝撃的だったのですが、

危険な恋はいつの時代もドキドキさせるものがありますね。

もっとも、この歌が詠まれた当時は、すでに二人の関係は終わっていたようですが。

若く、愛し合っていた時は二人で仲良く干し柿なんかを食べていたのかもしれませんね。


干し柿を食べつつ、古代のロマンに思いをはせるわたしでした。
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コメント

非公開コメント

干し柿

僕も子どもの頃はあまり好きではありませんでした。
果物なのに、キャラメルのような食感なので違和感があって。
でも今は美味しいと思えますよ。

それにしても、中学のときに習った歌を覚えてるのは凄い。僕はさっぱり。
古典は今も得意じゃないです 笑。

Spykくんへ

ドライフルーツの食感って確かに子どもにはイマイチかもね・・・・。
コーヒーやお酒同様、「大人の味」なのかな。
古文は、そんなに得意でもないけどわりと好きだったんですよね。
特に、和歌は印象に残っているのがいくつかあります。
その割に成績が伸びなかったのは残念ですが。苦笑

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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