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淡谷のり子リスペクト

雑記
07 /16 2006
淡谷のり子


淡谷のり子ときいてイメージするのは、どんな女性でしょうか。

いつもテレビで人のことを辛口批評しているおっかないおばあさん。

私たちの世代にはそういう印象が強い。


ブルーのアイシャドウに真っ赤なルージュ。

それを気持ち悪いという人もいる。


でも、あれには彼女の戦いの歴史があった。


戦争中。

「ぜいたくは敵だ。」

というスローガンのもと、パーマも化粧もドレスも

禁止されていった。

女性歌手はもんぺをはき、化粧をやめて軍歌を歌った。


「化粧は歌手の戦闘準備よ。ぜいたくなんかじゃないわ。」

アメリカのブルースを意識した彼女の歌は禁止されてしまったけれど、

化粧やマニキュアをやめることはなかったという。


戦争中はコンサートよりも、軍隊の慰問公演が多かったという。

「明日をも知れない人たちの前でもんぺ姿で歌えない。」

彼女は精一杯おしゃれをして歌い、処分されるのを覚悟で

禁止された歌を歌った。

彼女の歌をきいて兵士たちは涙を流したという。


そんなプロ意識の高い彼女だったけれど、

一度だけそれが崩れたことがある。

それは、特攻隊の少年達の前で歌ったときだ。

17,8の少年達が、彼女の歌の最中に席を立って礼をして出て行く。

それは行きの燃料だけを積んだ帰ることのない

旅への門出だった。

ステージの上では泣かない。それがプロ。

そう思っていた彼女だけれど、心の中からこみ上げてくる

悲しみに耐えることは出来なかった。

思わず涙をこぼしてしまったという。


多くの人が抗うことが出来なかった戦争。

それに必死で立ち向かって、歌手として女性として

自分を通しつづけた淡谷のり子。

尊敬せずにいられない女性の一人だ。
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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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