Make love in a rain storm

雑記
06 /09 2006
山陰の雨はしとしとと降る。



高知の雨とは大違いだ。



土砂降りって言葉がよく似合う雨。



ありとあらゆるものを洗い流すように、激しく降る。





あの日も



あの日もそういえば雨が降っていた。



18歳の6月。



私はあの男と出会った。



生れて初めて、自分と同じように



同じ性別の人を愛する人と出会った。





私よりも10歳以上年の離れた男。



偶然にも姉と同じ年だった。



どう見えるんだろう?



周囲にはどう見えていたんだろうか?



年の離れた兄弟が、喫茶店でお茶しながらしゃべってる?



異様な光景に見えたのだろうか?



誰も気にしてなかっただろう。



外は激しい雨が降っていて、



人々は、雨がいつやむかっていうことの方が気になってたはず。



私も人がどう見ているかなんて気にならなかった。



ある一つの期待を抱いていたから。





予期せぬ出来事?



白々しくそんなこというつもりはない。



その前の夜から期待していたんだから。



男を部屋に招きいれたのは私。



外は大雨が降っていた。



雨音で声なんて掻き消えてしまったと思う。





あの初夏の夕方。



私の少年だった時は流されてしまった。



どこか誇らしげで、そしてどうしようもなく切なかった。





二度と帰り来ぬ少年の日々を嘆き、



初めて知った悦びに胸が高鳴る不思議な気分。



あの日のことは、絶対に忘れられない。
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コメント

非公開コメント

灰色のそれが続くこの季節は心の中まで曇ってきそうなので好きではないのです。

それよりも18歳の時に男になれたんですね???
よかった、よかった。
2006/06/10 2:31

>Miyokoさん
私はこの時期が好きなんですよ。
空は灰色だけど、降り続く雨のおかげで
空気はきれいな気がします。
2006/06/11 9:51

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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