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街を歩こう

雑記
12 /20 2017

このブログを始めてかれこれ12年になるのだけど、開始当初22歳だったわたしも現在35歳になった。

開始当初からは仕事も私生活にもかなりの変遷かあり、当然心境やら考え方も大きく変わっていて、過去に書いた記事を読むと今の自分と考え方が異なっていることはザラにある。

なので、仮に過去記事を全て読むとあれこれ矛盾してるとこもあるだろうけど、よほど酷いことを書いていない限りはその記事は残している。

どのように思考が変化してきたかってことが、後から自分を振り返る際に大切な記録になると思うからだ。

と、まあこんな堅苦しい前置きをしつつ、今回の内容は極めて日常的なことなんだけどね。

実は今月の初め頃、コンタクトレンズを作りに行った眼科で白内障の診断を受けた。

35歳という年齢は、そりゃ二十歳に比べりゃ年食ってるのだけれど、白内障にかかるにはあまりにも若すぎる!と思ったのだけど、アトピー持ちの人は若くしてなってしまう人もいるらしい。

白内障は手術による治療も可能だし、悲嘆していたわけでもないのだけれど、やはりそれなりにはショックではあった。

車で来ていたために瞳孔を開いての検査が出来ないため、次の診察の予約をしてその日はクリニックを後にした。

次回はバスかタクシーで来てくださいとのことだった。

わたし自身はそれほどの衝撃でもなく、また両親もひどく驚いているという感じでもなかったのだが、一番動揺していたのは彼氏のたつやだった。

診察が終わったあとに連絡したら、会社を早引きして迎えに来るとまで言ってくれた。

そこまでしなくても大丈夫だよ、と笑いながら言ったら、想像以上にわたしが落ち着いていて拍子抜けしたらしい。

27歳の若者にとっては、白内障はあまり身近ではなかったのだろう。

我ながら、いつも心配をかけているなと反省した。

次の診察は、ちょうど自分も休みだから付き添うよと言ってくれた。

こういうところが、本当に心強い。

当日はそれぞれバスで来て待ち合わせることにした。

診察とその付き添いとはいえ、待ち合わせのデートっていうのが少し新鮮に思えた。

同じ市内に住んでいるとはいえ、距離でいうと割と離れているのでデートは基本的に車で迎えに行くことがほとんどだ。

おそらくだけれど、地方に住んでる若者は基本的に車でデートが多いと思う。

必然的に行く場所も郊外の店や飲食店が多くなる。

「若者の車離れ」なんていうのは都会で起きている現象であり、地方はむしろ車依存だという記事を読んだことがある。

少なくともわたしの地元では、車依存の方が実態に近い気がする。

街で待ち合わせるデートをするのは、学生ぐらいなものだと思う。

と、まあ話は脱線したのだが、ようは学生みたいな街中で待ち合わせデートっていうのが新鮮で何となく楽しく思えたのだ。

まあデートというよりは診察と付き添いなのだけれど。病気のことを考えたら受かれている場合なんかではなかったのだけれど。

当日は病院の前で待ち合わせ、診察中は彼は待合室で待っていた。

結果からいうと、白内障は確実だった。

実は白内障の他にいくつかの疾患の可能性も指摘されていたのだが、それはないとのことだった。

白内障の手術に関しては、今後状況を見ながら考えましょうとのことだった。

結果を伝えるとたつやも安心していた。

お昼過ぎなので、近くのカフェで食事をとることにした。

雪もちらつく寒い日、あたたかい料理はこころにしみた。

デートで街中のレストランやカフェに行くこともあるのだけれど、やはり車で行くことが多いから、有料駐車場に停めてたりすると、やはり時間は気にしないといけない。

その点車ではなく、バスと徒歩だと気持ちものんびり出来る。

食事を終えてから少しのんびりと街を歩いた。

不思議なものだけれど、割と見慣れている街並みなのにどこか違って見えるもので、旅行にでも来ているかのような感覚があった。

殺風景な街だと思っていたけれど、ゆっくり歩くとそれなりに味わいがあり、初冬の景色とマッチして少しだけおしゃれにも思えた。

何だか学生カップルみたいだねと、たつやに言うと顔をくしゃっとさせて笑っていた。

35歳と27歳の男二人が、学生カップルなんてほんの少し滑稽にも思えたけど、この年齢になっても少しのことで新鮮な気分が味わえる。

いいことじゃないか。

帰り際、それぞれの方向に向かってバスに乗って別れることになったのだけど、それもまた何だか新鮮というか、いつもとはひと味違う切ない気分にもなった。

かれこれ4年つき合っているのだけど、こんな風に新鮮な楽しみがある。

よく、マンネリ化しない?と訊かれることもあるのだが、不思議とたつやにはそれを感じることはない。

ほんの少しデート方法を変えてみるだけで、ちょっとした新鮮な気分も味わえる。

もっとも、そんなことを考えているのはわたしだけで、たつやの方は心配事が年ごとに増えてハラハラしているのだろうけど。

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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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