心を読む

雑記
03 /14 2015
今の仕事を始めてそろそろ1年になる。
前の仕事とは全く別の業種にチャレンジして、慣れないで戸惑うことも多かったが、どうにかこうにかこなせるようになってきた。
30歳を越えての転職は不安の方が大きくて、躊躇もあった。
今は本当に転職してよかったと思えるし、出会った職場が今の施設でよかった。
ラッキーだったと思う。

もちろん上司や先輩たちに恵まれているのだけど、わたしは利用者さんたちのことが基本的に好きだ。
好きっていうのは語弊があって、好き嫌いに関わらず支援をしなくてはいけないのだが、
嫌な人たちと接していると、どうしても憂鬱になるものね。
何度も困らされたことはあったけれど、イライラさせられることもあったけれど。

「コミュニケーションとるのが難しい人たちばかりなのに、それでも楽しいって思えるのね」
上司に言われた言葉。
確かに、言葉でのコミュニケーションは出来ない人たちばかりだ。
行動や表情でしか気持ちを読むことは出来ないし、思考回路や感覚もみんなそれぞれ違うから、なかなか理解できないことも多い。
正直今でも四苦八苦している。

でもコミュニケーション取りづらいと思っているのは、支援する側だけじゃなくて、支援を受ける側も同じだろう。
むしろ、辛い思いや苦しい思いをしているのは向こうだと思う。
様々な形で表現しても、問題行動に見られてしまうこともある。
支援を行う側は、まずそれを肝に命じておかなくてはいけない。

というわけで、単純に「楽しい」で終わってもいけないのだけど、それでも仕事が楽しいのは、
多分コミュニケーションを取りづらい人たちだからこそ、接していると「気づき」がたくさんあるからだと思う。
ささいな行動の中に、それぞれ気持ちが込められている。
気持ちを一つ一つ読み取り、心を理解するのは、いつも新鮮な驚きと感動がある。
それがとても楽しいのだろう。

体調不良を訴えられないので、意思の疎通がとれないのは本当に命に関わることだ。
必死に気持ちを読まないといけない。
対人支援の仕事は本当に大変なのだが、一生懸命やって続けていきたい。
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和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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