譲れない

雑記
01 /31 2009
一歩も引き下がらない人間、最後の一歩を引き下がれない人間。

わたしはどちらかというと、後者の方だと思う。
相手ばかりが一方的に悪いなんてことはないし、相手の主張も
それなりに理由があってのことだろう。

たとえ対立していても、相手の心情を慮ることは大事だ。

だからこそ、賛同できるところは賛同する。
相手のことは全否定しない。
同調してくれとは言わないけど、一意見として聞いて欲しい。
無理に結論を出さない。

一生懸命こんな姿勢を貫ぬいている。
少なくとも、そうしようと努力している。

たとえ相手に全否定されようとも。

でもわたしだって人間だから、どうしても腹が立つことはある。
相手がぎゃんぎゃんまくし立てるなら、少しぐらい怒りをぶつけたっていいじゃない。

どうしてそのことに対して怒られなきゃいけないんだろう。

「あの子はああいう子だからさ、あんたが譲ってやらなきゃ」
「怒ったってどうしようもないよ」
「あんなに言ったらあの子だって可哀想だよ」
「謝って許してもらったらいいじゃん」

話がわかんない人間はいるからいいんだよ。
しょうがないっていう諦めは、わたしにだってあるから。

それはわたしにとって、「失望」じゃない「絶望」だ。

でも、わたし自身傷ついているのに、どうしてわたしばかり悪者にされるのだろうか。

どうしてわたしばかり謝らなければいけないのだろうか。

どうしてわたしばっかり、最後の一歩を譲らなきゃいけないの?

「あんな謝り方じゃ、機嫌よくならないよ」
「もう責めるのはやめなって」
「正論だけどさ、触れて欲しくないことだってあるんだから」

わたしの中で何かが壊れた。

誇り、意地、怒り。

全てネガティブな感情だと思うけれど、それを守らなきゃ人間は生きていけない。

出てきた言葉は「さようなら」。

もう二度とわたしの目の前にあらわれるな。
あなたに出会ったことを、心から残念に思います。
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恋愛マスターに気をつけろ

雑記
01 /29 2009
悪いけと思いつつ、話を聞いててどうしても吹き出してしまうのが、
話している内容が「anan」の記事とほとんど同じ人だ。
恋愛でもセックスでも、仕事でも、こういう人が語りだすと、すごく饒舌だし語っている自分に酔ってるし、
何だか痛々しいぐらいに前向きなのでちょっと辛くなってくる。

特にもう、恋愛経験もそんなにない人が、恋愛マスター気取りで「anan」そっくり
そのままのこと言ってると、聞いている方が情けない。
雑誌の受け売りばかり持ち出して、恋愛知ったような口を聞くなって思うのだ。

だからといって、自分の経験ばっかりひけらかす恋愛マスターも鬱陶しい。
自分の経験でしか物事を語れないってのが、そもそも頭が悪そうだ。

まあ、早い話恋愛マスター気取りが気に入らないとうのが本音なのだけど。

ただ雑誌の受け売りが好きな人は、見ず知らずの人が、たくさんの人に
受けるために書いた文章を本気で読んで、感化されているのが少し怖い。

毎年「anan」のセックス特集では、「大好きな彼と、楽しいセックスを!」ってな
感じの内容が繰り返し書かれている。
仮にもし、
「今やフリーセックスの時代です。乱交を楽しみましょう。避妊も性病予防もいりません」
なんてことが書かれるようになったら、そっちにしたがってしまうのだろうか。

さすがにそれはないだろうか。

ま、でも考えようによっては、ゲイ雑誌って乱交を推奨しているよな。
単にそういうのが好きなゲイのニーズに合わせて、書いているだけだろうけど。

メディアっていうのは、はかりしれないほどの影響力があって
情報を発信する側にも気をつけてもらわないといけない。
しかし、受け取る側にも冷静な判断力が必要だし、何でも真に受けない思考力が大事だと思う。

「anan」を愛読書にしている、自称「恋愛マスター」な女の子たちは
いつか実際に痛い目にあったら気付くだろう。

いかに自分が恋愛を知ったつもりになっていたか、人生は雑誌どおりにいかない・・・・とか。

な~んて、これではわたし自身が「人生マスター」気取ってるみたいだけど、
そんなつもりはないので悪しからず。

ここまで書いておいてなんだけど、わたしも以前「anan」の記事をナルホドと思って読んでいた。
(立ち読み、女友達の家で読んでいた)
恋愛マスターは気取ってなかったけどね。

ちなみにゲイ雑誌は乱交でも何でも、とにかくセーフセックスを推奨しているので
誤解をなさらぬようにお願いします。

出会えた奇跡に

雑記
01 /28 2009
two_boys

わたしと職場のKくんとの関係は、カムアウト以来ちょっとぎくしゃくしてしまっている。
でも、わたしは今も変わらずKくんのことが大好きだ。

この「大好き」に、恋愛感情が全くないというと、ウソになるかもしれない。
ほんの少しだけれど、彼には性的に惹きつけられる部分がある。
それに気付いたのは、カムアウトしてからだ。

皮肉なものだけれど、彼が少しだけよそよそしい態度を取るようになって
友達に冷たくされて淋しいという感情とは、別のものがあることに気付いた。

わたしの心の中のどこかズルい部分が、それを無理に押し込んでいたのかもしれない。

でも幸い(?)なことに、色恋の感情以上にわたしは彼のことを友人として欲している。
何でも話せる人、何でも話してくれる人。
弱い自分も、情けない自分もさらけだせる。

もしかしたらプラトニックな恋愛に近いのかもしれないけれどね。

わたしは男友達が少ない。
というより、ぶっちゃけほとんどいない。

高校生までは、そもそも友達自体あまりいなかった。
大学で友達の輪はずいぶん広がったし、深い付き合いが出来る友達も出来た。
ただ、その大半は女の子。

それは別にちっとも嫌なことではなかったし、友達には本当に感謝している。
でも、どこか淋しかった。

男友達が出来なかったことに、ゲイだからってことが関係しているかどうかはわからない。
スポーツも苦手だし、テレビゲームもしないし、男同士の会話に入っていけなかったというのもある。
わたし自身積極的に男友達を作ろうとしたこともなかった。
ただ、ゲイだということが周りの男の子や、わたし自身に見えない壁を作っていたような気もする。

そんな人生を歩んできたわたしだったので、Kくんの存在は意外なほど落ち着けるものだった。

彼氏とか、女友達とは一味違った安心感や楽しさがあった。
だからこそ、ノンケのふりをするのが心苦しかった。
ウソをついているのが、本当に嫌で嫌で仕方なかった。

だからこその、思い切ったカムアウト。
ちょっと彼には重すぎたみたいだけれど。

25日は彼の誕生日だった。
プレゼントに、ボディショップのボディソープをあげた。

ついつい自分の欲しいものをあげたくなっちゃうのは、わたしの悪い癖。
でも彼も喜んでくれたし、いいと思う。

本当はカードに色々書いて添えようと思った。
けれど、何も言葉が出てこない。
「Happay Birthday」だけ書けばいいかな、何だかそれも白々しい。
色々考えて、考え抜いた挙句、いざ渡す時には添えるのを忘れてしまった。
カードのないプレゼントって、一番淋しいのになァ。
ああ、失敗。

「プレゼントありがとう。大事に使います」
Kくんらしい、優しいメールが届く。
涙が出そうになった。

Kくんの25歳が、素敵な一年になりますように。

二人が出会えた奇跡に、感謝したい。

選ばれた人

雑記
01 /27 2009
家庭教師をしている近所の中2男子は、出来のいい子だ。
今までテストの合計点が、5教科合計400点を切ったことがない。
その彼も、今年で中学3年生になる。

「あと一年で受験だね」
と言うと

「そうですね」
と、ケロっとして答えた。
あまりプレッシャーを感じているわけではないみたい。

かれこれ高校受験は11年前。
いつの間にそんなに時間が経ったんだろう?って思う。
感覚的にはつい最近なんだけれどナァ。

滑り止めの私立高校を受験したのが1月18日。
本命の受験日すら覚えていないのに、この日の日付はよく覚えている。
恐らく、生まれて初めて「入試」を経験したからだろう。
あと、この日にむかいのおじさんが亡くなったからというのもある。

正直、落ちることはないと思っていたので、あまり緊張はしていなかった。
数日後に合格通知が来たけれど、感動はなく「受かって当然」だと思っていたし、
何より「これからが本番だ」と思ってウンザリしていたように思う。

ただ、他の私立高校よりも受験日が早く、みんながこれから私立受験というときに
少しだけ余裕があったのはうれしかった。

県立高校の受験日はすごく緊張したという記憶がある。
偏差値は普通レベルだったけれど、倍率が少し高かったし、わたしは何より
内申点が悪かったので落ちたらどうしようと、すごく不安だった。

受験番号は「519番」。
「519(ゴーカク)」と読めないこともない。
そうやって自分を奮い立たていたのだ。
今思うと、微笑ましいというより何だか滑稽に思われる。

合格発表の時は、掲示板に自分の番号があってホッとして、うれしくてその場で飛び跳ねた。
志望校に入れた喜びもあったけれど、自分が「選ばれた」という優越感みたいなものもあったと思う。
地元では一応ナンバーツーの学校だったし、憧れの学校に挙げる人も多かったからだ。

まあ、入ってみるとその中でも色んな人がいて、賢い人もいればバカもいた。

3年後の大学入試センター試験や二次試験のときも緊張したけれど、
それでも緊張に押しつぶされなかったのは、高校入試のときの経験があればこそだろう。

15の春も、18の春も泣かずにすんだ。
一応、「選ばれた」側だったから。

しかしその後、「選ばれない」側の苦しみや悔しさを何度も味わった。

そういう経験も必要かもしれないけれど、もう二度と経験したくない。
自分から選び取れる人になれたら最高だけれど、せめて選ばれる人になりたい。

選ばれない人間の辛さや憎悪は、人格をゆがめてしまうほどだ。


わたしはきっと、これからも何かに試されつづける。

仕事や勉強だけに限らず、恋愛や友達や職場の人との関係においても。

それは死ぬまでつづくに違いない。
生きていくことはそういうことだと思う。

同時にわたしも何かを試し、選びつづけていく。

最低限、彼氏やパートナー選びだけは失敗したくないな。
「お互いにとって最良の選択」といえるような、出会いがありますように。

ゲイアイデンティティを考える(いや、別に考えてない)

雑記
01 /22 2009
自分にとって、自分が「ゲイ」ということがどれだけ重要なことかってことを考えてみた。

何で急にガラにもなくそんなことを考えるかというと、一つには大好きな職場のKくんに
カムアウトしたということがあり、もう一つには兄の結婚ということがある。

また、一つにはこういったことをネタにブログを書いてきて、客観的に一読者として読んでると
「最近このブログゲイネタが多いな~」なんて思ったのも理由の一つだ。

なんてことをいいつつ、最大の要因は小人閑居のeiさんが

「わたしは一応同性愛者であるけれど、それは「一応」と断らなければいけない程度だ。それが自分のアイデンティティーのよって立つところでもないし」


と書いておられたのを読んで、それなら自分にとってはどうなんだろう?と思ったからだ。

一つの判断材料としては、わたしの日常生活を切り取っているこのブログに
どれぐらいの割合で「ゲイネタ」が登場しているかがあるだろう。

このブログを振り返って読んでみると、意外に「ゲイネタ」が多いような気もするし、
そんなに書いていないような気もする。
セクシャリティに関して真面目に語ってみるというのは、わたしがあまり得意ではないし
そもそも色んなゲイブログでやられていることだから、今さらわたしがしなくてもいいと思う。

ゲイブログの中にはエッチなネタばっかり書いている人もいるけど、そもそもわたしには
あまりエッチなネタがないので書くに書けない。
好みのセフレでも登場したら、案外自慢たらしくエッチなことばかり書くかもしれないが。

ちなみに、このブログの方針として、「ゲイだけに見て欲しいブログ」にはしたくないというのがある。
ブログやっている以上、色んな人に見てもらえた方が楽しいし、色んなブロガーさんと交流したいと思う。
だから必然的に、「ゲイだけが見て楽しいネタ」が記事になることはない。
ハッテンバの話とかばっかり書いていると、ゲイ以外の人が読んでもそんなにおもしろくないだろう。
と、いいつつ実はハッテンバには一度も行ったことがないのだけれど。

・・・・って、そりゃどうでもいいか。
何だか話が脱線してしまった。

客観的に自分のブログを読み返してみると、日常生活のネタにゲイネタをからめてるのが多いなあ~と思う。
具体的にどのようなものかっていうと、方言の話だったり、タイヤ交換の話だったり、あるいは宮崎あおいに関する話だったり。

最初っから最後まで「ゲイネタ」で埋め尽くされている記事は、そんなにない。
色んな人に見てもらうブログを目指しているので、これでいいような気もするし、
でもサブタイトルに一応「ゲイの日常生活」なんて入っているのだから、
ちょっと違うような気もする。

じゃあ、サブタイトルを変えちゃえばいい、とも思うのだけれど
別に「ゲイライフブログ」と謳っているわけでもなく、「ゲイの日常生活」なんだから
これでもいいんじゃないか・・・・・という風に考えたりもする。

まあ、わたしがこのブログをかなり適当に書いているというのは、間違いない。

というわけで、適当に総括してみると
わたしにとって、自分がゲイであるっていうことは、すごく重要ってわけでもないが
日常から切り離して考えられるものではない・・・・っていうことだ。

もっともらしく結論を出してみつつ、よく考えたらこれは「自分にとってのゲイ云々」というよりは、
ただ単にこのブログでゲイをどう扱っているかということしか書いていない。
そもそも根本的に思考回路が間違っているような気がするけど、
まあそれはそれでいい・・・・ということにしておこう。

兄の結婚話

雑記
01 /20 2009
兄が結婚するらしい。

もう30代も半ばで、頭もはげてきたので果たして結婚できるのか
周囲は非常に不安だったけれど、ついに相手が見つかったようだ。
正直なところ、わたしに対する結婚のプレッシャーが減ったと思うので、
そういう点でも少しほっとしている。

そっち方面のプレッシャーを兄に押し付けてしまったのは、悪いような気もするけど
兄自身結婚していたがったから、まあ別にいいんじゃないかな。
子どももはやく出来てくれたらうれしい。

元彼は一人っ子だったので、いつかは結婚しなくちゃいけないと思っているようだ。

結婚に対してプレッシャーをかけられるのは、わたし自身まっぴら。
ただ、「孫が見たい」と願う両親の気持ちもごく当然だと思うし、
親から子へ、子から孫への命のリレーが出来ないことへの申しわけなさ
みたいな、そんな感情があるのも事実だ。

今までそういうことはあまり考えてこなかったので、余計に重たい問題でもある。

わたしの場合「兄がいる」という逃げ道があるからよいのだけど、
元彼のような一人っ子ゲイの人たちにとっては、もっと切実な問題なのだろう。

ここ数年、少しずつだが「自分の子どもが欲しい」という欲求が芽生えてきた。

以前は
「自分の遺伝子なんて残したくない」
「子どもなんて好きじゃないし、一生いらない」
そんなことを言ってきたし、実際にそう思ってきた。

「子どもが本当に欲しかったら、身寄りのない子を引き取って育てる」
そんなことも考えていた。

今でも、同じようなことは思っている。
ただ、漠然と「自分の子ども」に対する興味がわいてきているのも事実なのだ。

この気持ちが本物なのか、あるいは周りの友達に子どもが出来ているのを見たから、
一時的にそういう感情がわいているだけなのかわからない。
幸い、悩むほどにこのその感情に支配されているわけでもない。今のところ。

ただ、数年前には思いもよらなかった感情が、胸にふつふつとわいてきているのに
ほんの少しだけ驚いている。
こんなことを考えるようになったぶん、少しだけ大人になった気もするし
あるいは何だかんだいって凡人なんだなあ・・・・なんて思ったりもする。

まあ、他に考えなきゃいけないことはたくさんあるから、今はこの問題は先送りにしてもいいだろう。
逃げと言われるかもしれないけど、人生たまには逃げも必要だと思う。

今はただ、兄の結婚をよろこび、祝福したい。

わたしって勘違いされてたのっ!?

雑記
01 /19 2009
ゲイだとKくんにカムアウトしてわかったことが一つある。

彼が今まで、わたしのことを「汚い男」だと思っていたことだ。

なぜ「汚い男」だと思われていたかというと、いかにも表面的には
下心がないように装って、女性が喜ぶような話をしていたかららしい。

わたしは下心がないように装っていたわけじゃなくて、本当に下心がなかっただけだし、
単に周りに女の子が多かったから女性が喜ぶ話を心得ていただけだ。
ようするに、わたしにとってはごく普通のこと。

まあ、確かにノンケ男性が同じことをしていたら「汚い」とか「いやらしい」って思うかもしれない。

女は下心丸出しの男を嫌うものだけれど、そういう女の心理をうまくついて
女に取り入る男の狡猾さには無頓着だったりするものだからね。

・・・・と、恋愛マスターよろしく語ってみつつ、わたしは女の心理も男の心理も
これっぽっちもわかっちゃいないのだが。

Kくんはどっちかっていうと恋愛下手なのか、下心を隠したり、余裕ある男を演じるのが苦手らしい。
「癒し系」だの何だのと言いながら、わたしのことを「何て汚くてズルい男だ!」と思っていたという。

よく、職場内で「○○さんのことどう思いますか?」なんて話になることもある。
わたしは「きれいだけど興味ないなあ」みたいに言うことが多かったのだけれど、
そういうのも彼にとっては癪に障るところだったらしい。

「コノヤロー!男だったら興味ないわけねーだろ!」なんて思っていたそうだ。

ゲイだということはカムアウトしていなかったけれど、今まで10人以上と
寝たことがあるとか、そういうことは話していたのでさらに印象が悪かったらしい。

下心は巧みに隠しているのに、簡単にセックスする男。

彼の中にあったわたしのイメージはそんな感じだ。

誤解ですってば。
ゲイってだけですよ。

まあ、そういう下劣な女たらしのイメージを抱えつつ、わたしと仲良くしてくれた
彼の心理はよくわからないのだけど、あらぬ誤解がとけてよかった・・・・と思う。
ただ、わたしがゲイだってことはけっこう彼にとってショックだったようで、
どうも態度がよそよそしいし、メールもこない。

何でだかわからないけど、悪いことしちゃったな~っていう気分になる。

カムアウトしたことで、それまでの人間関係が変わっちゃうなんてのは
今までもよくあったことだし、想定の範囲内なのだが、さすがに今回は堪えるなあ。

カムアウトにはいいこともあるけれど、悪いこともある。

ちょっと今回は、苦い。

Kくんにカムアウト

雑記
01 /17 2009
職場のKくんにカムアウトした。

彼に詮索されたわけではないし、何かしら必然性があって
カムアウトしたわけじゃない。

ただ、何となく。彼には話しておきたいと思ったから。
わたしのカムアウトはいっつもそうだ。

案の定Kくんはちょっと困惑気味で、頭の中の情報処理速度が間に合わなかったみたい。

悪かった・・・・かな。

実は薄々感ずいているんじゃないか、と思っていたのだけれど
その読みは完全にはずれちゃっていたみだい。
彼にとっては完全に想定の範囲外だった。

「ごめんね・・・・」

身軽になりたいという気持ちから、彼に重たい荷物を背負わせてしまった。

「そんな・・・・謝らないで下さいよ・・・・でも・・・・う~ん・・・・」

頭を抱えて悩んでいる様を見て、あらためてカムアウトの難しさを思う。


学生時代カムアウトした時、意外なほどに周囲に馴染んでしまったので驚いた。
「あ、そうなんだ♪」っていう軽いノリの人が多かったので、
カムアウトした本人も「同性愛って意外に気軽なもんなんだな~」と思っていた。

今思えば、あれは本当に若さがなせるわざだったんだ・・・・と思う。
大学っていう特殊な環境だからこそ、出来ることだったのかもしれない。

「そんなさあ~、深刻に受け止めないでよ。
 言ったわたしがこんなに能天気で、何だかバカみたいじゃないの。
 重大な秘密抱えたとか思わなくてもいいんだよ。
 何なら飲み会の席でポロっと言っちゃってもいい。わたしは恥じないから。
 本人にとってその程度のことなんだから、ね」。

「言えるわけがないじゃないですか。
 ・・・・今までKazuccineさんと話してて、何だか変だな?って思うところあったけど、
 それ全部つじつまが合うようになったんですよ・・・・。
 俺、何もわかってなかったんですよね・・・・。とにかく、ショックなんです」

そりゃさ、ショック受けるなってのも無理な話だね。

カムアウトって難しい。

年をとるごとに、クローゼットの殻は硬くて分厚いものになっていく。
簡単に割れていた殻が、いつの間にか割れにくくなっている。

もう気軽には出来ない。

「わたしね、Kくんのことが好きだよ。タイプじゃないから、性的には惹かれないけど。笑
 やさしいし、面倒見はいいし、本当によくしてくれたと思う。
 だからね、Kくんがこのことでわたしを嫌っても仕方ないし、責めないよ。
 今まで本当にありがとうって思うから」

半分本当。そして半分はうそ。

嫌われていいわけない。でも、嫌いになってしまう彼を責めてはいけない。

「嫌いには・・・・ならないです。でも俺のキャパ越えてるんですよ・・・・。
 俺の中で決着がつくまで、よそよそしい態度を取ってしまうかもしれません。ごめんなさい」

涙が出てきた。なぜだかわからないけれど。
初めてKくんの前で泣いた。

彼にカムアウトしたことが、よかったのか悪かったのか。
まだ答えははわからない。

9万ヒットとたくさんの拍手

雑記
01 /13 2009
久しぶりにカウンターを見たところ、いつの間にか9万ヒットを記録していました。

FC2にうつって以来、かれこれ2年半になりますが多くの方に見ていただけて
Kazuccineはとても幸せです。

さあ、もう少しで10万ヒット・・・・ですが、その際にはヌードは無理でも
着エロでも顔でも、何かしらアップするつもりです。

需要があるとも思えませんが。苦笑


ところで、FC2には「拍手機能」というものがあります。
記事の左下についてるあれです。

拍手←コレね。

以前からついていましたが、今までトータル1250(2009年1月13日現在)の拍手をいただいています。
コメントがない記事でも、拍手をたくさんいただくと「読んでくださる人がいるんだ」とうれしいです。
拍手にもコメント機能がついているので、今までたくさんの拍手コメントもいただきました。

ブログを続けてこれたのも、こういったたくさんの方々のあたたかいコメントのおかげです。

本当に、本当にありがとうございます。

ところで、拍手数の多い記事をいくつかピックアップしてみます。

2007/09/17
「タチとネコ」

2007/10/17
「マドンナと浜崎あゆみ」

2008/06/06
「エイズ検査④」


「エイズ検査④」に関しましては、以前からたくさんの拍手をいただいていました。
ブログを書いてきた中で、わたしが一番「自分」をさらけだして書いた文章だと思っているので、
たくさんの方に読んでいただいて本当にうれしく思いました。

「タチとネコ」に関しては、似たような疑問を感じているゲイやレズビアンの方が
多いのかなあ?なんて思います。
これ推測なんだけれど、BL(ボーイズラブ)好きな女の子たちが、参考資料に
するために読んだのかな?という気もします。

「マドンナと浜崎あゆみ」に関してですが、これはマドンナのファンやってる人なら
共感してくださる人多いんじゃないかな?なんて思いながら書きました。
検索ワードでも「マドンナ 浜崎あゆみ」はいつも上位にきています。
恐らく、マドンナファン、浜崎あゆみファンにとっては今もなお関心が高いネタなのでしょう。


今後も10万ヒット、拍手2000を目標にがんばっていこうと思います。

みなさん、これからも「ため息の理由」をどうかよろしくお願いしますね。

なさけない初詣

雑記
01 /05 2009
今年は職場のKくんとTくんと一緒に初詣に行きました。

わたしの運転で行くので、出来るだけ近場で済ませたかったのですが
KくんとTくんが遠くへ行きたかったようなので、それなら
思い切って遠出してみよう!ということになりました。

最初は出雲大社へ行こうと思っていたのですが、
元旦は凄まじく混雑するので、断念。
それよりは少し手前の「八重垣神社」へお参りすることに。

わたしは何回も来たことがあるので、当然迷うことはないと思っていたのですが・・・・

その過信がマズかった。

いつもと違う道を行った結果、深夜に思いっきり迷ってしまったのです。
ロスした時間・・・・一時間半。

おまけに行く途中、わたしが「年越し蕎麦食べたい!」とゴネて
コンビニで蕎麦を買って食べる等、ワガママな行動をしてしまったので・・・・

さすがのKくんとTくんもちょっとムッとしてたみたい。

年明け、幸先が悪い。


そんなこんなで予定から大幅に遅れて目的地に到着。
八重垣神社はかなりの人でごった返していました。

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hatsu-mode2

出雲大社ほどメジャーではありませんが、八重垣神社も縁結びの神様として知られています。
そのせいか、カップルでお参りしている人が多かったようです。
ちなみに、出雲大社にカップルでお参りすると別れるというジンクスがありますが、
八重垣にはないのかな?

以前にも書きましたが、ここに「鏡の池」という占いがあります。
池に半紙を浮かべて、その上に10円玉をのせるのですが、それが池に沈むはやさで
結婚する時期を占うというものです。

結果は、わたし→Tくん→Kくんの順番。
前回来たときは、3秒ぐらいで沈んでしまったのですが、今回は5分ぐらい浮かんだままでした。
もしかして、わたしいい人逃してた?
後から人たちの10円玉が次々と沈んでいく中、わたしたち3人のは一向に沈まず
3人とも無言になってしまいました。

彼女いない2人&彼氏いない1人・・・・これまた幸先悪い。

さて、気を取り直すべくおみくじをひいたのですが・・・・
結果はわたしが小吉、Kくん吉、Tくん末吉でした。

ohmikuzi

ちなみに小吉と末吉ってどっちがいいの?

何か3人ともろくなこと書いてなかったんですよね。
またも、ため息。

だいぶ迷ったことへのお詫びと、沈んだ空気を盛り上げるべく
屋台でから揚げを買ってあげました。
二人の機嫌も、少しだけよくなった・・・・かも。

ちなみに、お参りする時わたしTくんに余計なことを言ってしまったのです。

「こないだの飲み会ではKくんに『童貞!童貞!』って連呼されてたけど、
縁結びの神様にお祈りして彼女ゲットだよ!
あんたが童貞卒業出来るように、わたしも祈ってあげるわ!」


後から考えたら、何とも無神経な一言。

飲み会でのKくんの行動を非難できません。
しかも、しらふの時にやっちゃうわたしって・・・・。

Tくん、本当にごめんなさい。

そんなこんなでいまいち幸先の悪い初詣でしたが、2人とたくさんおしゃべり出来たし、
楽しかったし、いいかな~と思います。

2009年、相変わらずグダグダですが楽しくいけたらいいな。

お雑煮探検隊

雑記
01 /04 2009
みなさん、あけましておめでとうございます。

2008年も「ため息の理由」を見てくださってありがとうございます。

2009年も引き続き、ご贔屓にお願いいたします。


正月も4日になってから更新というのも、ずいぶんずぼらな感じがしますが
何かと忙しかったのでご容赦くださいませ。
今年は初詣からしてグダグダでした。
非常に情けない話なので、さすがに新年早々書けません。

お正月は姉と姉の子どもたち、兄が帰ってきたので我が家は賑やかでした。
お年玉の出費は痛かったけれど、少しはおじさんらしいところを見せたいので。

元旦から仕事だったので、お正月気分はそんなに感じられませんでしたが。

でも、お雑煮やおせちはしっかり食べました。

ところで、みなさんの住んでいる土地の雑煮はどんなものですか?
地域によってかなり個性があるものですが、わたしの地元では「あずき雑煮」が主流です。

「あずき雑煮」というのは、お汁粉やぜんざいとよく似ています。

zounie

わたしは高校生ぐらいまで、雑煮とぜんざいとお汁粉は同じものだと思っていました。
すまし汁の雑煮を見たときは、むしろショッキングでした。
わたしにとっては雑煮は甘いものという意識があったので。

今では「あずき雑煮」はぜんざいと同じような甘いものが主流なのですが、
伝統的なあずき雑煮はだし汁が塩で、砂糖は使わないようです。
塩っ辛い汁に、あずきでほのかな甘味のある雑煮だったといわれています。

オリジナルの「あずき雑煮」にも少し興味があるなあ。

お雑煮は地域によって本当に異なるもので、同じ関西でも京都ではすまし汁が主流で、
神戸では白味噌が主流なようです。
ちなみに、名古屋では赤味噌がポピュラーだそうです。
香川や徳島では、すまし汁の中にあんこの入ったもちを入れる珍しい習慣があります。
九州の一部では、水炊きの中にもちを入れた鍋のことを「雑煮」と呼ぶみたいです。

どれもおいしそうだから、一度全部食べてみたいですね。
いつものお雑煮に飽きてきたら、他の地方のお雑煮を真似てみるのもいいかもしれません。

・・・・と、お雑煮もいいのですが、今年の目標のひとつにダイエットがあるので、
食べすぎは要注意ですが・・・・。

今年もどうぞ、よろしくお願いします。

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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