エイズ検査①

雑記
05 /30 2008
エイズ検査を受けようと考えていたのは、以前から。

ゲイである以上、エイズは無視できないものだ。

前の彼とつき合っている時はまったくコンドームは使っていなかったし、

彼と別れた後、何人かとコンドームなしでセックスした。

それがどんなに危険なことかは知っていた。

相手はみんなよく知らない人だったし、どれだけ遊んでいるかわかったもんじゃない。

セックスした後に後悔。そして不安と恐怖が襲ってきた。


検査を受けなきゃいけない・・・・・

でも、怖い。


「受けなきゃ」「でも怖い」

自分の中で押し問答ばかりしていた。


「受けたらスッキリするよ」

と、人は言う。

でもそれは感染していなかったらの話だ。

感染していたら奈落の底に突き落とされるだろう。

わたしの中では「怖い」という感情の方が強くなってきた。

怖さから逃げるようになり、検査のことはあまり考えなくなった。


そうこうしているうちに友人の一人が肝炎にかかった。

つき合っている彼からうつされたという。

「信頼してたのに・・・・・」

彼は言った。

一緒に住むほど仲の良かった二人だけど、相手は外で浮気していた。

信頼では病気は防げない。


今年の一月、元彼からメールがきた。

「クラミジアうつされちゃったよ。誰からうつされたかもわからん」

彼はコンドームなしのセックスが大好きだった。

わたしと別れてからは結構遊んでいたらしい。


「何てこった」


びっくりするぐらい性感染症が身近になっている。

決して対岸の火事なんかじゃない。

怖がっている場合でもない。

「受けなくちゃいけない」

この気持ちは徐々に高まっていった。

でも、やはり「怖い」という気持ちもそれに比例して高まっていく。

眠れない夜が続いた。
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思い出のかけら

雑記
05 /27 2008
夕暮れの海


時々思い出に浸りたくなる。

一種の現実逃避。

まだまだのん気に生きていた頃の幼いわたし。

人生には無限に時間があると思っていた。

日常は楽しいことで満たされ、嫌なことなんてないと思っていた。


でもあの頃に戻りたいんじゃない。

大事なのは今であり、これからだ。

でも疲れると昔のことばかり思い出す。

ボディの微笑

マドンナ
05 /23 2008
マドンナ&シャロン


マドンナ&シャロン2


カンヌでの、マドンナとシャロン・ストーンのツーショット写真。

ともに90年代のセックスシンボルであり、仲が悪いとささやかれたこともある二人だけど

写真を見る限り仲はわりとよさそうな感じがする。

それにしてもシャロンって背が高いんだなあ。というよりマドンナが小柄なのかもしれないけど。

二人がならんでいると、どうしてもレズビアンのカップルに見えてしまう。

それも、シャロンがタチでマドンナがネコだろうな~って雰囲気だな。


シャロン「こっちへいらっしゃい。子猫ちゃん」

マドンナ「ま、お姉さまったら」

こんな会話を妄想してしまうけど、我ながら古くさい妄想だ。


実は二人とも同い年で、今年50歳。

80年代は、二人ともにせブロンドに黒々とした眉で強い女性を演じていた。

「セックスシンボル」なんて言われていた二人だけど、色んな面で共通するのは事実だろう。

シャロン・ストーンが「氷の微笑」で大注目された時期は、マドンナも過激なセクシー路線まっしぐらで

写真集『SEX』や、アルバム『エロティカ』を発表していた。

極めつけは「氷の微笑」の二番煎じ的な映画「ボディ」に出演した。

「氷の微笑」も「ボディ」もミステリアスな美女に男が振り回される、エッチシーン満載の

サイコスリラーという点では全く同じだった。

刑事サスペンスと法廷サスペンスという違いはあるけれど、ストーリーはかなり似通っている。

違うのは、「氷の微笑」が大ヒットしてシャロン・ストーンが一躍スーパースターになったのに対し、

「ボディ」は興行成績が惨憺たるものになり、マドンナのキャリアがピンチに陥ったことだろう。

ことあるごとに作品が比較されたので、マドンナもシャロンもあまりお互いいい印象は持ってなかったみたいだ。

当時マドンナは、インタビューで「こっちの方が過激なのよ」と答えていたらしい。

そんな過激さなんぞ競わんでも・・・・と思うんだけれど、当時はマドンナもスランプ期だったので

ついついそんな発言も出ちゃったんだろうな。

ところで、実際見て比較してみると確かにベッドシーンの多さでは「ボディ」の方が勝っている。

というより、「氷の微笑」が意外にエロくない・・・・という印象だ。

エロ要素はあくまで味付けで、サスペンス中心のお話だといえる。

「ボディ」はこれでもかーっ!!というぐらいエロシーンを詰め込んでいて

法廷シーンでもきわどい証言ばかりマドンナにさせている。ちょっとお腹いっぱいだ。

「氷の微笑」のシャロンとマイケル・ダグラスのカップルはスマートでクールな印象だ。

「ボディ」のマドンナとウィレム・デフォーはコテコテな感じがする。

とにかく「ボディ」は濃すぎる。悪い意味でマドンナらしいといえるかも。


ちなみに、当時比較されまくっていた二人だけれど、シャロンの広報は

マドンナとの差別化をはかるために、

「彼女はマドンナと違って同性愛には偏見を持ってます!」とアピールしたという話を聞いたことがある。

「偏見がない」とアピールするならともかく、「偏見あります」とアピールするなんて

今では考えられないけれど、90年代前半のアメリカでは案外ありうることだったのかも。

実際のシャロンは同性愛者の権利拡大運動に協力したり、映画でレズビアンの役をやったことがある。

むしろ偏見なんて当時からなかったんじゃないかな?

エイズパニックの頃から、ゲイを擁護しつづけてきたマドンナとの違いを出したかったんだろうけど、

広報のやり方が賢かったとはとうてい思えない。

いずれにせよ、シャロンがドナ・サマーのように本当のホモファビアじゃなくてよかった。


シャロンもマドンナも、50代になってもセクシーでカッコいい女性でいてくれることだろう。

世界中の女性やゲイのアイコンとして輝きつづけて欲しいものだ。


氷の微笑氷の微笑
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(2007/03/23)
マドンナウィレム・デフォー

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理解すること、伝えることの難しさ

雑記
05 /20 2008
コミュニケーションの取り方がひどく一方的な人がいる。

なぜかノンケ友達よりゲイに多い。

類は友を呼ぶというから、恐らくわたしにもそういう傾向があるんだろうけど

とにかくこういう人とお付き合いするのは疲れる。

頭がいい人、会話のネタが豊富な人が多いのはいいことだ。

でも問題は話すことばっかりに集中して、人の話を聞く余裕がないこと。

もともとが話したがり、しゃべりたがり、知識ひけらかしたがりの

わたしが聞き役になるので、正直かなーりストレスがたまる。

おまけに恋愛に関することで、押し付けがましく意見でもされた日には

ブチ切れそうになること間違いナシだ。

コミュニケーションがキャッチボールみたいなものだとすると、

彼らの場合散弾銃で狙い撃ち状態。

わたしは文字通り蜂の巣になって息絶えてしまうのだ。


わたしが話をし出すと、いかにも無関心といった顔で「うん、うん、そーなんだ」

と形だけ頷いて「でね、ところでさ」とまたまた自分の話をし出す。

あのさ、少しは人に関心持ちましょうよって言いたくなる。

よっぽどコミュニケーション能力が低いんだか、単にわたしがつけこまれやすいだけなのか、

とにかくこの手のゲイにはウンザリ。

でも話を聞いてあげないと可哀想・・・・という気持ちになってしまうのも事実だ。

「可哀想」なんて傲慢かもしれないけれど、かつてのわたしがまさにそうだったから

余計にそう思ってしまう。

コミュニケーション能力の低さと、ゲイであることに因果関係があるかどうかわからない。

でも、自分を表現しきれない苦しみとか、目に見えない圧力みたいなもので

知らず知らずのうちに萎縮してしまい、その反動で自分を受け入れてくれる人には

必死になって自分を売り込んでいるのかもしれない。

そんなことを考えると、彼らを「鬱陶しい」の一言で片付けることは出来ないのだ。

まあ考えすぎかもね。

もちろんわたしだって、そんなに人とのコミュニケイトが得意な方ではない。

日々失敗の連続だ。

だからこそ、コミュニケーションの奥の深さというものを身にしみて感じている。

いつの間にやら6万ヒット

雑記
05 /19 2008
カウンターを見たら、いつの間にやら6万ヒット!

細々と続けているこのブログですが、非常にうれしいです。

気分はもうこんな感じ。


Wow



Kylie Minogue「Wow」


毎回思うことですが、本当に読んでくださるみなさんに支えられているんだなって思います。

ここ数日は一日のアクセスも100を越すことが多いのでよけいうれしいですね。


みなさま、これからもよろしくお願いします。

男Kazuccine、腹をくくる

雑記
05 /16 2008
きっかけなんてものはささいなこと。

でも悩みつづけてきたことに終止符をうった。

一歩を踏み出す。とびらを開けてみる。

簡単なことのようで難しい。

何より恐かった。

まだ扉のむこうに何があるかわからない。

でも確実にいえることは、これは決して終わりではない。

何があろうと人生は続いていくのだから。


今までずっと逃げてきた。目をつぶってきた。

でももう逃げないよ。

目をしっかり開いて、これからを生きていくために

必要な一歩を今踏みだした。

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結婚おめでとう

雑記
05 /12 2008
リンクしているブロガーさんの一人が結婚されるようです。

このブログがMSNだった時代からのおつき合いなので、

ネット上のみとはいえすごく長くおつき合いさせていただいています。

結婚にいたるまで非常に多くのことがありましたが、その度に悩んだり

喜んだり、一つ一つを見守ってきたわたしには非常にうれしいことです。

心からお祝いしたいと思います。

すべては返ってくる

雑記
05 /08 2008
祖母は近所の人の悪口が好きだった。

昔の女性なんてわりとそんなもんかもしれないが、わたしが小さい頃は

近所のおばあさん仲間とご近所の悪口大会をやっていた。

まるで極悪非道のごとき言いようで罵った近所の「鬼嫁」や「バカ息子」と、

次の日には笑顔であいさつをして、楽しく会話をする。

子ども心に、何となく嫌なものを感じた。

「ねえ、おばあちゃん。うちもよそでそういうこと言われてたらどう思う?」

こんなことを訊いたのは多分10歳ぐらい。

祖母の返事はこうだった。

「うちに何か言われることがあるか?あるなら言ってみろ」


近所の井戸端会議で悪口を言うのは、うちの母に言わせれば

「田舎のバアサンの社交」らしい。

「ああいうケッタクソ悪い年寄りにはなりたくない」なんて言っていたものだ。

祖母は決して悪い人間ではないと思う。

ただ、古い時代の人間なんだろう。


それにしても、「自分は人に後ろ指さされるようなことは何もしていない!」と

言われれば、何とも返しようがない。

「例えば、こういうことも人からしたら不快かもしれないよ」と実例を挙げても

「誰がそんなことを言った!?」ってなっちゃうから仕方ない。

そういう思考回路や想像力自体ないんだと思う。


悪口は全部自分に返ってくる。

単純なことなんだけれど、それがわからないんだ。


でも、年寄りだけではない。

自分のことを省みないで、一方的に人を非難したり、侮辱する人はたくさんいる。

それ自体悪いことではないんだけど、あんたは何も悪くないのか?

悪いことをする可能性はないのか?って思う。

そこで「あんただってこんなことしてるじゃないかッ!!」って子どもっぽい反応をする人もたくさんいる。

大の大人がやるようなことじゃない。

メディアの中に出てくる人たちにまでいるのが哀しい。

ネットの登場でさらにひどくなったように思う。


「俺のこと指差してみて」

ある人に言われたので、そうしてみた。

「自分の指を見てごらん。中指、薬指、小指がどっちをむいているか」

中指・・・・、薬指・・・・、小指・・・・。

はっとした。三つの指は、わたしの方をむいている。

「自分の方をむいているだろ?人を指差して笑うようなやつは、全部自分に返ってくるんだ」

本当にそうなんだろう。

指をささなくったって、発した言葉は全て自分に返ってくる。


わたしだって神様じゃない。

人の悪口を言いたくなることはたくさんある。

そんな時は自分に言い聞かせよう。

「悪口はすべて自分に返ってくる」と。

燃えカスにあらず

雑記
05 /07 2008
職場で休憩時間、どういう話の流れでそうなったのかは覚えてないが、

わたしが以前金髪だったという話になった。

証拠写真を見せろと言われたので見せたんだけど・・・・

それがこれ

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What's going on?

雑記
05 /03 2008
こないだテレビをつけていたら、偶然このPVが目に入ってきた。

Cyndi Lauper 「What's going on」

http://www.youtube.com/watch?v=2hzxxoVCobQ


シンディ・ローパーの1986年のアルバム「True Colors」に収録されていた曲だ。

原曲はマーヴィン・ゲイだったと思う。

確かベトナム戦争の最中に書かれた曲だったんじゃないかな?

「今世界で何が起きているのか」っていう歌詞の通り、社会に対する強いメッセージと

反戦の気持ちに満ち溢れた曲だ。

911テロのあとに出たチャリティアルバムでは、ブリトニーやクリスティーナ・アギレラに

カバーされていたことも覚えている。

マーヴィンの原曲も聴いたことがあるけど、意外に軽いノリの曲で、

何となく「オシャレなR&B」って感じだったので驚いた。

シンディの曲の方が、どことなく反戦や平和を願う歌っていう感じがする。


そういえば、確か同じような時期に南アフリカのアパルトヘイト政策を

歌った「A Part Hate」という曲も作ったんだけれど、

レコード会社の意向でお蔵入りになったらしい。

この曲が日の目を見るのは、アパルトヘイト政策が終了した1993年だった。

シンディ、あるいはマドンナもそうだけれど、ポップ歌手が政治的なメッセージの

ある曲を歌うのって簡単なようで難しい。


それにしても「What's going on?」ってかなり普遍的なメッセージの曲だと思う。

地球の裏側でどんな悲劇が起こっていても、知ろうとしない人はたくさんいる。

知ってるだけで何もしなかったら同じかもしれない。

でもまずは知ることなんじゃないかな。

知ることで声もあげることが出来るし、動くことも出来る。

自分が動けなくても、人に伝えることは出来る。

伝えた人が動いてくれるかもしれない。

その人と一緒なら動くことも出来るかもしれない。

大事なのは、まず知ること。知ろうと努力することだ。

和江さん

30代シスジェンダー(?)ゲイ。

日本の片隅にひっそりと暮らしている。
お仕事は福祉系。


マドンナが大好き。


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